[ジャニーズ・メディアの裏側]

木村拓哉『BG』、後輩・松本潤『99.9』に完敗確定!? 「1話1億円」 とウワサの制作費も重圧?

2018/02/16 19:04
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『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)公式サイトより

 木村拓哉が主演を務める、テレビ朝日系連続ドラマ『BG~身辺警護人~』(木曜午後9時~)の視聴率が、なかなか上昇しない。2月15日に第5話が放送されたが、14.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)どまり。これまで、初回は15.7%、第2話は15.1%、第3話は13.4%、第4話は13.6%と推移しており、3週連続で15%割れ。平均視聴率も14.5%と、木村主演ドラマとしては物足りない数字となっている。

 一方、ジャニーズ事務所の後輩である嵐・松本潤が主演する『99.9-刑事専門弁護士-SEASONII』(TBS系/日曜午後9時~)は、初回から第5話まで15%超えを果たしており、平均は16.6%と絶好調。放送曜日が違うため、単純比較はできないが、ジャニーズ対決では、『99.9』の完勝に終わりそうな気配だ。

「『99.9』は、初回15.1%でスタートしましたが、第2話以降、グッと伸びて、16~18%台で推移しています。シーズン1での実績もありますし、今後さらなるアップも見込めそうです。かたや、『BG』は初回、第2話はまずまずだったものの、第3話で失速し、低迷が続いています。これでは、この先ハイレベルな視聴率は期待できないのではないでしょうか」(テレビ誌関係者)

 『BG』第5話は、日ノ出警備保障の身辺警護課に、スポーツ系の慈善団体から依頼が舞い込むというストーリー。その団体の代表は、元サッカー選手の河野純也(満島真之介)で、過去に因縁のある島崎(木村)をボディガードに指名する。6年前、島崎が河野の警護をしていた際、鉄柱が倒れてきて、下敷きになりそうだった少女を助けたものの、河野の足に激突。ケガを負った河野は引退を余儀なくされ、その後、すさんだ生活を送るようになり、一方の島崎はボディガードを辞めたという経緯が明らかになった。そんな河野は現在、犯罪組織と関わっており、日ノ出警備保障は警護を続行するか、やめるかの決断を迫られる……という展開だった。

 ジャニーズの御用達マスコミは、14.0%でも「好調キープ」と書き立てているが、これは並みのドラマではないのだ。木村が主演するドラマは、スポンサーの期待度が高く、なんといっても制作費が高いため、“並みの視聴率”では採算が合わないとみられている。

「今や一般的なドラマは2ケタ台が取れれば合格点。しかし、木村の主演ドラマは、豪華キャストで出演料の総額が高い。その上『BG』は、外でのロケが多いため、制作費は膨大で、1 話あたり1億円を超えているともいわれています。制作費が高くても、米倉涼子主演の『ドクターX~外科医・大門未知子~』(同)のように、20%を超えるドラマならば、経費もなんとかペイできるでしょうし、スポンサーの満足度も高いでしょうが、『BG』のように、15%にも届かないようであれば、赤字になりかねません。これではテレ朝が、莫大な経費を使ってまで木村主演ドラマを制作する意味がなくなってしまいます」(スポーツ紙記者)

 かつて、“平成の視聴率男”の名を欲しいままにして、主演ドラマで20~30%台を連発していた木村だが、それももはや過去の話。2014年7月期『HERO』第2シリーズ(フジテレビ系)こそ、平均21.3%で大台を突破したが、その後に主演した、15年4月期『アイムホーム』(テレビ朝日系)は平均14.8%、17年1月期『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)は平均14.6%で、15%超えはならず。『BG』も、平均15%を超えられないとなると、崩壊しかかった“キムタク神話”は完全に崩れかねない。

 ふと気付けば、13.6%だった『BG』第4話(8日)は、裏の日本テレビ系『秘密のケンミンSHOW!』(12.6%)に肉薄されている。このまま低迷が続くようなら、『99.9』どころか、『ケンミンSHOW!』に負ける日が来るかもしれない。

最終更新:2018/02/16 19:04

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