関係者席は5万円! なくならない“安室奈美恵チケット詐欺”の実情とは

2018/02/09 10:00

 今年9月で芸能界を引退する“歌姫”安室奈美恵のラストツアーが、いよいよ目前に迫った。2月17日の名古屋から追加公演含む計17公演で、約75万人を動員。3月17日の中国から幕を開けるアジアツアー5公演では約5万人を動員予定で、トータルは前人未到の80万人に達する。これは歌手・小田和正の動員数記録74万人を抜いて、ソロアーティスト史上、ツアー最多動員数の記録を更新することになる。

 チケットのプラチナ化は当サイト既報通りで、所属レコード会社のエイベックス社員ですら入手困難。事情を知る関係者によると「安室さんの公私のパートナーであるイベンターのN氏が、コネチケを配らない方針を取っているからです。私が聞く限り、コネチケを入手できるのは、安室さんと直接の知人か、芸能界の重鎮クラスだけです」という。

 にもかかわらず、チケットがあるふりをしてお金を騙し取る詐欺行為は、一向になくなる気配がない。

「ハナから詐欺狙いの業者だけでなく、最近は六本木や麻布界隈で遊んでいるモデル崩れの美魔女軍団が音楽業界の人脈をひけらかしながら、LINEを使ったチケット詐欺に手を染めています。実際のLINE画面を見ましたが、関係者席は5万円とのこと。『かなりの枚数あります』と告知していますが、金は先払い。実際に支払ってしまった女性もいるそうです」(週刊誌記者)

 こうした詐欺LINEの存在はエイベックス社員の耳にも入っているが、有効な対抗手段は見いだせていない。「美魔女軍団のバックには、半グレ組織がいるという情報もある」とは社会部記者。

 ファンの心理を悪用する輩には、きちんとした刑事罰が必要だろう。

最終更新:2018/02/09 10:00
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