サイ女の朝ドラ通信

『わろてんか』波岡一喜&北村有起哉演じる落語家が大好評! 「ようやく面白くなってきた」

2017/12/08 16:10
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『わろてんか』(NHK)公式サイトより

 ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週1回(金曜日)お届けします!

『わろてんか』(NHK総合/月~土、午前8時) 京都の老舗薬種問屋「藤岡屋」の長女・てん(葵わかな)が笑いをこよなく愛する青年・藤吉(松坂桃李)と出会い、2人で寄席「風鳥亭」を経営、日本中を笑わせるために奮闘する姿を描いた物語。「吉本興業」の創始者・吉本せいをモデルに描いている。

■12月2日(土)/54話~12月8日(金)/59話
 54話は、幼馴染の風太(濱田岳)が 芸人を寄席に派遣する太夫元・寺ギン(兵動大樹)の元で働き始めたと知り、動揺するてんの姿からスタート。そんな中、喧嘩をして話さなくなったてんと藤吉を心配して、女中のトキ(徳永えり)や風鳥亭の芸人たちが仲直りの場を用意する。藤吉が買ってくると言いながら、いつも忘れていた息子のための兜を用意したトキたちは、一緒になった時の気持ちを思い出してくれと2人に訴えかけるのだった。

 無事仲直りを果たし、風鳥亭も順調に繁盛している様子が描かれた55話。藤吉は風鳥亭の看板となる芸人が欲しいと考え、当代一の人気を誇る落語家・月の井団吾(波岡一喜)に目を付ける。

 56話では、団吾に夢中になり、寄席のお抱えにするためにとんでもない大金を払おうとしている藤吉を不安に思うてんの姿が描かれた。その予感通り、万丈目(藤井隆)ら古参の芸人たちが藤吉の方針に異議を唱え、抗議を始めるのだった。

 57話で、てんは道で行き倒れていたお夕(中村ゆり)を助ける。また同話では、近くの食堂で団吾の名をかたって食い逃げしようとした落語家・団真(北村有起哉)が登場。うだつの上がらない団真がお夕の夫だと知り驚くてんだったが、視聴者からは「出来の悪いクズ男を演じさせたら日本一の北村有起哉が出てきた!(褒めてる)」「ダメ芸人でも、北村有起哉なら許せてしまう何かがある」「売れない落語家に北村有起哉はしっくりきすぎ」と期待の声が続出。

 相変わらず団吾にかかりきりの藤吉の姿が描かれた58話では、ついに古参の芸人たちがストライキを決行。さらに、てんと藤吉の夫婦仲も気まずくなっていた。そんなある日、風鳥亭で落語を披露していた団真の前に、なんと団吾が現れる。

 団真が団吾の兄弟子で、お夕と駆け落ちしていたことが明かされた59話。藤吉はある日の団吾との宴会後、人々が呑みつぶれた深夜に、1人で必死に落語の練習をする団吾の姿を目撃する。その姿を見た藤吉は、高い契約金と団真を高座に出さないという条件をのんで、団吾との契約を進めることを決めるのだった。団吾と団真が巻き起こす騒動は視聴者から「芸人の闇と艶っぽさ……一体どうなるのか、わくわくする」「ようやく面白くなってきた」「藤吉とてんの話はどうでもいいから、この2人をたくさん掘り下げてほしい」と大好評。

 団吾、団真の登場で盛り上がりを見せる朝ドラ『わろてんか』。2人の落語家が、今後どのような物語を見せてくれるのか楽しみだ。

最終更新:2017/12/08 16:10
連続テレビ小説「わろてんか」オリジナル・サウンドトラック
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