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【ジャニーズ研究会レポート】

「レビュー操作」疑惑に迷走プロモーション……Hey!Say!JUMP山田主演『鋼の錬金術師』は炎上続き!

2017/11/21 14:00
山田涼介
炎上商法なんだよね? そうだよね?

 12月1日に封切られる、Hey!Say!JUMP山田涼介主演の映画『鋼の錬金術師』(以下『ハガレン』)が、公開前にもかかわらず“大炎上”している。

 11月15日、東京・TOKYO DOME CITY HALLにてジャパンプレミアが行われ、全国ロードショーより一足早く熱心なファンに映画がお披露目された。しかし、イベント後には「『鋼の錬金術師』ジャパンプレミア行ってきました。見終わったあと号泣でした、クソ映画すぎて」「キャラクターの性格・設定を改悪してて胸糞悪かったです。二度と見たくありません」という“酷評”がSNSや映画レビューサイトに多数投稿され、大きな話題となった。

 原作は、単行本累計発行部数6,100万部を記録する荒川弘氏の同名マンガ(スクウェア・エニックス刊)で、日本のみならず海外にも熱狂的なファンを抱えている。そのため、“実写化”が決定した時点ですでに「世界観を壊す」などと批判が集まっていたが、映画の出来も原作ファンの納得のいくものではなかったようで、厳しい声が続出してしまったのだ。

 しかし、18日に映画情報サイト「Yahoo! 映画」のレビュー欄に異変が。同サイトは観賞した作品の感想をユーザーが文章でつづるとともに、星5つで作品を評価することができる。ジャパンプレミアが行われた直後には星1つの低評価が目立っていたのだが、18日に突然5つ星のレビューが30件以上連投される事態に。高評価をつけた人のレビューを見てみると、「凄い今年1番んの映画!山だ最高!!肝臓!!見るすすめる!!」「日本の映画撮てるの技術を信じてる、涼介を信じてる。絶対、いい映画と思う」(すべて原文ママ、いずれも現在は削除)など、つたない日本語でつづられた文章ばかりであった。

 一気に高評価のレビューが集まったことで、ネットユーザーからは「海外のファンを雇って書かせたのでは?」などと不審がられることに。その後、「Yahoo! 映画」のレビュー欄は「こんな卑劣な策を使う会社はどうかと思います。映画の内容も最悪でした」「こんな酷いレビュー操作初めて見た。こうでもしなきゃ星を稼げない作品だと、作った側も認識してるんですね」という厳しいコメントとともに、星1つの評価が続出。結局、星5つのレビュー件数を大幅に上回る星1つ評価が投稿されている状態だ。

 また、『鋼の錬金術師』についてはプロモーションの方法もかなり“迷走”しているよう。「Yahoo! JAPAN 映画」のレビュー欄が大荒れとなった18日、双子でモデルとして活動している「りかりこ」がアンバサダーとなって、同作の配給元であるワーナー・ブラザースの試写室にて「女子高生限定試写会」を開催していた。イベントには「りかりこ」も登場したため、2人のファンが中心に参加していたようだが、ネット上では「りかりこと『ハガレン』ってなんの関係があるの?」「なんでりかりこが『ハガレン』の試写会してんの? 出演者だっけ?」という疑問の声も。

 さらに「りかりこ」は、今年9月公開の山田主演映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』をプライベートで観賞していたことをSNSで報告しており、ジャニーズファンから「山田くんのファンだから『ハガレン』の試写会やったの?」などとツッコミを入れられている。“公私混同”と取られているようで、今後「りかりこ」に批判が集まる可能性もありそうだ。

 実写化発表の後から、ほぼマイナスな方向で“話題沸騰”の『ハガレン』。公開後は良い話題が映画を盛り上げてくれるよう願いたい。

最終更新:2017/11/21 14:11
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