亀頭の刺激は快感にも苦痛にもなる。ビッグ亀頭とのプレイ、痛みを回避できるセックス体位は…

2017/11/18 20:00

以前、亀頭の形状についてお伝えしました。ざっくりわけて「ベル型」「弾丸型」「三角形」3つのタイプに分けられます。

▼ちんこ分類あれこれ~ペニスのタイプは千差万別!

  “好みの形状”がある女性もいるかもしれませんが、実際のセックスにおいて、膣内を気持ちよくするも痛くするも、形状よりも亀頭が小さいか大きいかの“亀頭のサイズ問題”のほうが重要かもしれません。小~普通サイズなら気持ちよさを感じても、先端が大きい場合、膣内スポットへのヒット(刺激)が強めになるため、痛みが伴ってしまう体位もあるんです。

 ちなみに、「サイズと言われても、日本人男性の平均がわかりませんが」という方にデータをお伝えします。“性とオナニーの未来を切り開く安全な製品を開発”する株式会社TENGAが2012年に発表した、50万人を対象に行った“日本人男性のペニスサイズの平均”の調査結果です。

*ペニス全体の長さ:13.56㎝

*亀頭の直径:3.53㎝

*竿の直径:3.19㎝

……と平均サイズを提示されても、女性はピンとこない方が多いでしょうし、膣のサイズも人それぞれなので「自分にとってどう感じるか」でいいと思います。アナタ(の膣)にとって、亀頭が大きめの相手とセックスする際、痛みを感じないための体位をご紹介したいと思います。

◎短小ペニスはGスポット直撃できる!

 まず……、ビッグ亀頭をご紹介する前に! 亀頭も小さめで竿も短い「短小ペニス」。この響きだけでネガティブに捉えていませんか? しかし、このタイプのペニスは、女性の性感帯として知られている「Gスポット」を刺激するには最適なペニスなんです! Gスポット刺激は中指を使った手マン(指マン)で行ってヒットさせる方もいるかと思います。実は、短小ペニスをは手マンとときと同じ距離感なんです。長いペニスの男性がGスポットを刺激しようとすると、男性側はペニスが根元まで入らないため、「快感が物足りない」ということもあると思いますが、短小ペニスならお互いにそのまま絶頂! なんてこともあり得るのです。

◎亀頭が大きい男性は「騎乗位」

 亀頭や亀頭周辺が大きい男性は、女性の感じるスポットをピンポイントで刺激できるということ。こういう場合は、女性主導で動ける「騎乗位」がベスト! というのも、例えば「Gスポット」と言っても女性によって位置は微妙に違うものです。女性が自分の気持ちいい部分に大きな亀頭が当たるように腰を動かすことで、快感が倍増になる可能性大ですよ!

◎カリ高男性は「正常位」

 カリの高さが5ミリ以上ある「カリ高」ペニスの男性。巨根男性の不明なドヤ顔と一緒で「うぇ~い! 俺カリ高だぜ」と鼻息フンフン言わせている男性も多いかもしれませんが、膣によっては最高に気持ちいい名器にもなれば、もしくは痛いだけの凶器になることもあるのです。

 Gスポットを刺激されて快感を得る女性もいれば、私のように尿意も催してしまう(不快に感じる)女性もいるものです。気持ちよければそのままGスポットを刺激してもらえばいいのですが、痛みや不快に感じる方は、膣口刺激をしてもらうようにしてください。どちらにしてもカリ高ペニスの場合は、正常位のような、女性が足を開きやすい体勢のほうが気持ちいい体位を見つけられるかと思います。

▼スルーしがちな性感帯「膣口」、セックスでもオナニーでも愛撫と浅めピストンがオススメ!

◎亀頭・太さ・長さともに、標準サイズは、なんでもこい

 あえてお伝えする必要もないかもしれませんが、自分の膣にとって「平均的」と感じるペニスはどんな体位でも快感を探しやすいペニスとも言えます。女性の膣がクリトリス側の上のほうに付いている「上付き」とアナ(肛門)側に付いている「下付き」によって刺激も変わってくるかと思うので、自分の膣の位置を理解することも気持ちいいセックスをする上では重要なことです。

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 さらに、「上付き」「下付き」というのは、女性だけではなく、男性にもあるもの。年齢によって変わってくるものでもありますが、直立した姿勢で勃起した際、水平よりも上まで勃起すれば「上付き」、水平以下の角度だと「下付き」とされているようです。ちなみに、ペニスの上付きは「正常位」、下付きは「バック」がオススメとされていますが、膣とペニスの組み合わせで、お互いが気持ちよく感じる体位も変わってくると思うので、ふたりでベスト体位を見つけちゃいましょう!

最終更新:2017/11/18 20:00
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