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テレビ関係者が実名告発! もっと評価されていい司会者&実はヘタクソな売れっ子司会者

2017/11/20 11:45

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 テレビ番組に欠かせない司会者の中には、MCの腕があるように見えて、実はうまくない人、反対に目立つような活躍はないが、意外と潜在能力があると言われる芸能人がいるという。そこで今回は、業界関係者の意見から、それぞれを白日の下に明らかにしていこう。

 まずは、“実は”司会がうまい2人のタレントから。1人目はオスカープロモーション移籍後、女優活動を本格的に再開し始めたあの女性だ。

「真矢ミキです。平日朝のワイドショー『ビビット』(TBS系)では、TOKIO・国分太一が軸になっているので、なかなか発言する機会がありませんが、以前、同番組で行われた宝塚歌劇団の大先輩・八千草薫とのインタビューでは、彼女を立てつつも萎縮することなくフラットに対談に臨み、的確な質問を投げて円滑に場を回していました。VTR明け、出演者から『真矢さん、うまいですね』と、仕切り能力を絶賛されていました。もし『ビビット』が今後も続くようなら、コーナーやニュースのフリだけ担当させるのではなく、国分のしゃべる割合を減らしてでも前に出すべきだと思いますね」(放送作家)

 2人目は、同じホリプロ所属の売れっ子・小島瑠璃子の影に隠れている、あのタレントだ。

「足立梨花です。現在、『土曜スタジオパーク』(NHK)の司会を渡辺直美と共に務めていて、とにかく押しの強い渡辺とは違い、ゲストの話にスッと入っていくタイミングが抜群にうまい。ぎこちなさもなく、気張ることもなく、自然な雰囲気は好感が持てます。ただ、“こじるり”よりグラビア要員として売られていた時期が長かったことや、女優業も中途半端にやらされているなど方向性がいまだに定まっていないため、業界へのアピールが弱い。もっと評価されていい人材では」(制作会社勤務)

 さて、今度は「実はうまくない」と言われているMCだ。まず1人目が、あの芸人。

「フットボールアワー・後藤輝基は話を掘り下げるのがヘタ。トーク番組『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系)に妻夫木聡が出た時、『プライベートでは、居酒屋で出会った一般人と友達になって飲みに行く』と興味深い話をしていたのに、後藤はそれをスルーして『普段、仲の良い芸能人とかいないの?』と、おそらく台本にあったであろう別の質問を切り出していました。ほかも、聞いてほしいところを突っついてくれず、見ていてフラストレーションがたまりまくりです。代名詞である“たとえツッコミ”は相変わらずうまいのですが、それほど実力がないのにもかかわらず『次世代MC候補』として、5~6年前に日テレが売り出した弊害が、今になって出てきています」(キー局番組制作スタッフ)

 さらに意外な名が挙がった。最近は『陸王』(TBS系)で女優としても活躍しているあの才女だ。

「阿川佐和子です。彼女は『サワコの朝』(同)という対談番組を6年持っていますが、ゲストの発言中にかぶせてくることも多く、聞き取りづらい。また、アーティストの矢野顕子が来た時、幼い頃は『自ら弾くピアノの音色で、母と会話していた』という彼女の発言に対し、『不思議』の一言で片づけ、詳しい話を聞こうともしなかった。また11月11日、予備校講師の林修の出演回では、東大卒業後、就職先は考えていなかったという林に対し『銀行にお勤めになったんでしょ?』と銀行に勤めたことや、退職後『いろんな事業しようとして』と事業家に転身したことなどを本人より先に言ってしまっていた。しかも、『繊維の輸入業をしていた』という意外な発言はスルー。つまり、トークに驚きがないため『聞いた満足感』がないんです。司会者というよりは、やはりインタビュアーですね」(マスコミ関係者)

 司会者の好みは人それぞれだが、台本から多少それても気になることはすぐ聞く即応性は、持ち合わせておいてほしいものである。
(村上春虎)

最終更新:2017/11/20 11:45
さすが!と言われる司会・進行実例集
徹子も佐和子も似たようなスキルだよね
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