さすがにこれは……

『奥様は、取り扱い注意』より深刻!? 合コン相手に性病をうつされ、夫にバレた結果……

2017/11/15 22:30
machikon1
裕香さん(仮名・30歳)

 綾瀬はるか主演の連続ドラマ『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)。綾瀬演じる主人公・伊佐山菜美は、特殊工作員という過去を持つ専業主婦で、同じセレブ住宅街に暮らす、主婦友の大原優里(広末涼子)や佐藤京子(本田翼)とともに、主婦の間で起きるさまざまなトラブルを解決していくストーリー。

 11月15日放送の第7話では、菜美は主婦仲間の友恵(霧島れいか)から、人を探してほしいと頼まれる。そんな中、京子には、夫・渉(中尾明慶)の浮気疑惑が浮上。一方、夫・啓輔(石黒賢)の態度に耐えかねた優里は、罪悪感を持ちながらもママ友に誘われた合コンに向かう……という展開だ。

「合コンにハマって、散々な目に逢いましたよ」と語るのは、裕香さん(仮名・30歳)。裕香さんがのめり込んだのは「街コン」。店側が協賛し、街ぐるみで行われる大型の合コンイベントだ。

「普通の合コンと違い、『アラサー限定街コン』や『セレブ男性と出会える街コン』など、多数のジャンルがあるのも魅力的でした。昼に開催されるものも多いので、夫にバレずに参加できるのもよかったんです。主婦でも、独身を装って参加している人は多かったですね」

 裕香さんと夫は、同じ大学を卒業した後に結婚した。合コンと無縁だった学生生活の反動が、街コンにハマった理由だと話す。

「大した社会人経験もないまま結婚したので、サラリーマンの男性に憧れていました。学生時代の子どもっぽい男子と違い、街コンで出会った男性は、すごく魅力的に見えましたね。褒め上手で気前が良く、遊び方もスマート。初めは、独身の友人に誘われて仕方なく行った街コンですが、気がついたら私の方がハマっていました」

 「チヤホヤされることに慣れてなかったので、うれしかった」と話す裕香さん。街コンでの異性との出会いが、肉体関係に進展するまでに時間はかからなかった。

「大人数で行われるので、どの街コンでも必ず1人はタイプの男性がいました。連絡先を簡単に交換できるのが街コンの趣旨なので、カッコイイ人を見つけたら、すぐに交換していました。その日のうちに連絡を取り合って、ホテルへ行ったこともあります。突発的な浮気なので、夫にはバレなかったです。事が済んだら、相手の連絡先は消して、二度と会いませんでしたし。夫に不満があったわけではなく、学生時代にできなかった経験を楽しんでいた感じですね」

 月に2~3回、街コンへ出向き、不特定多数の男と、その日限りの関係を持ったという。しかし、そんな生活は、思いがけない結末を迎えた。

「ある日、夫と久しぶりにセックスをした後、『アソコの様子がおかしいんだけど……』と言われました。もしや、と思い病院へ行ったら、性病に感染していたのです。風俗どころかロクに飲みにすら行かない夫に疑いの余地はなく、すぐに私だとバレてしまいました。女性側にはあまり症状が出ない病気だったので、全然気づかなかったんですよね。街コンで知り合う男性とは避妊具をつけていたので、オーラルセックスによって感染したんだと思います。誰から感染したのかも、まったくわかりませんでしたね……」

 不倫と違って責める相手もいなかったので、夫の怒りは収まらなかった。裕香さんは平謝りして、どうにか離婚だけは免れたという。病気自体は1週間ほどで治ったが、その後の代償は大きかった。

「家の財布は夫が握るようになり、私は月2万円のお小遣い制に。街コンどころか、友達とランチすら行けません。さらに、携帯のロックをかけるのは禁止。1日の行動はすべて夫に報告……など。これって、ドラマの啓輔並みのモラハラですよね?」

 妻の浮気で性病をうつされてしまったのだから、夫が極端な行動に出てしまう気持ちはある程度、理解できなくもない。しかし、不満を口にする裕香さんは、それほど反省していないように見えた。たまには息抜きしたいという主婦の気持ちもわかるが、火遊びはほどほどにすべきだろう。
(カワノアユミ)

最終更新:2017/11/15 22:30
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