日本でも女優ライト入れたい人絶対いる

クロエ・カーダシアン、“免許更新”に雑誌撮影並の気合! 照明係を従え「OK、集中して」

2017/11/07 18:13

ヴィクトリア・ベッカムは仕上がりにご不満

 免許証に掲載される写真は、DMVの写真機で撮影しなければならない。日本の運転免許センターと同じ要領で撮影されるのだが、クロエは『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』の照明ディレクターで、長年一家に仕えている照明担当者のランドン・ホストに向かって、「ランドン、どうしようかしら?」とアドバイスを仰ぐ。ランドンは「君は所定の位置に立ってくれればいいよ。写真撮影するレンズの周りにライトを当てるようリングライトを用意するから」と言い、巨大な輪っか状のライトを掲げる。すかさずメイクがクロエの化粧を直し「さぁ、みんな集中して!」と掛け声をかけ、まるで雑誌の撮影のように免許証の写真撮影が行われた。

 といっても、撮影するのはDMVの職員であり、シャッターチャンスは一度きり。メイソンが横から「ココ(クロエの愛称)! 見て!」「変なの!」と言ってもクロエはベストな笑顔をキープしようと努力するのだが、うろちょろするメイソンに思わず笑ってしまい、結局そのナチュラルに嬉しそうな瞬間が撮影された。

 仕上がった写真を見て、クロエは大喜び。白い歯を思いっきり見せた笑顔なのだが、照明のおかげで広告モデルのように美しく仕上がっていたからだ。これを見たネット民はいたく感心し、「さすがクロエ」「たかが運転免許証なのにハンパない情熱」「ラマーと縁が切れたし、痩せて綺麗になった記念撮影みたいなものだしね」「DMVもよく許可したな」と大きな話題になった。このエピソードは今年の前半に撮影したものを放送しているため、時間の流れにかなりのギャップがあるように感じるが、旧姓に戻り、最高に痩せた姿で運転免許証の写真を撮影できた彼女の喜びは確かに手に取るように伝わってくる。

 ちなみにDMVでの写真撮影で美を追求するセレブはクロエだけではない。07年に放送されたヴィクトリア・ベッカムのリアリティ番組『Victoria Beckham: Coming yo America』でも、DMVの写真撮影で強いこだわりを見せる彼女の姿を紹介していた。

 移住した直後、アメリカの運転免許を取得するため訪れたDMVで、ヴィクトリアは化粧と髪形を念入りに直してからカメラの前へ。全身を使いモデルポーズを取りながらカメラをキリっと見つめ「私が選んでもいいのかしら?」と確認しに駆け寄る。しかし、写真は1枚だけで、おまけにイケてない写真だったようでヴィクトリアは「オゥ……」としかめっ面に。「髪の毛がペッチャンコに見えるわ。もう一度いいかしら?」と求めるのだが、DMVの担当者は呆れた声で「ノー! ここはDMVですよ!」と言い、ヴィクトリアはしかめっ面のまま写真を見つめ「リタッチもしないってことなのね?」と不満げに聞き、再び「ノー」と言われていた。

 日本では「笑顔はダメ」「正面を向いていないもの、顔を傾けているものはダメ」など細かい規定があるが、アメリカでは笑顔はOKだとされている。ネット上に出回っているセレブの運転免許証の写真も、笑顔のものが多い。

 これまで“史上最高”なセレブの運転免許証写真といえば、元スーパーモデルであるジャニス・ディキンソンの「体は横向きで顔だけ前を見ている」という、どこから見てもファッション雑誌のような写真だったが、「これからはこのクロエの運転免許証写真が一番」だという声まで上がっている。

 3日のケンダルの誕生日に、インスタグラムに懐かしの姉妹写真をたくさん投稿したクロエ。その中には大昔のイケてない時代の自分の写真もあったが、今最高に輝いているから、このような写真も躊躇することなく載せられるのだろう。自信と幸せと愛を手に入れたクロエが、今後、どのように輝いていくのか。キムやコートニーを超えるMILF(Mother I’d like to fuckの略。「ファックしたくなるほどセクシーなママ」の意味)になれるのか。ますます目が離せそうにない。

最終更新:2017/11/07 18:13
ヨシー・ファンクJr.~此レガ原点!!~
有名人の免許証写真というと吉井和哉のイメージ
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