妊娠を望まない二人の中出しセックスのメリットとデメリット

2017/11/06 20:00

 妊娠を望んでいない限り、“中出し”すなわち“膣内射精”を「したい」と思う女性はごくわずかでしょう。もし妊娠したら自分の体も胎児も大変なわけで、基本、女性にとってはデメリットしかありません。そのデメリットを男性側が認識しているかどうかも疑問です。

 ただ私は低用量ピルを常用しているので、気を許している男性とする際は、コンドームをつけない生セックス→中出ししています。ピルを飲んでいると言っても複数の男性と生中出しでセックスするのは抵抗感がありますし、性病のリスクも跳ね上がるので、その「気の許している男性」はひとりだけですが(ただし彼氏ではない)。

妊娠を望まない場合の“中出し”ってメリットある?
 妊娠を望まない場合の“中出し”は、女性にとってなんのメリットがあるのでしょう。男性の場合は、「征服感が満たされる」だとか、「射精時に抜かなくていいから気持ちいい」といいますが、私は中出しという行為自体にそれほど快感を覚えたことはありません。

 「射精後も繋がっていられる」という点に関して、よく分からない愛しさや幸福感を覚えることはありますが、だからといって超中出しにこだわっているというワケでもないです。生セックスを推進するつもりはないですが、私はわりかし好きなので(せっかくピルを飲んでいるし、特定の相手もいるし)、中出しも“生セックスのおまけ”くらいに考えています。

 昔、ある男性から「メンヘラちゃん(ピル非服用)はよく『中出しして』とおねだりする」と聞いたことがあります(マジかよ)。中出しされたことで、何かしらの愛情を感じたりしているのでしょうか。ただ単に、既成事実を作ろうとしている場合もゼロではないのかもしれませんが、それでホイホイ中出しする男も危機感がなさ過ぎますね。ともかく、リスクが高いわりに、どちらにとってもろくなメリットはないわけですよ。

中出し後の精子の処理
 リスクもさることながら、中出しは後処理が大変というデメリットがあります。やはり、膣内に直接出た精子の処理ってちょっと面倒なんです。中出し後の処理については、以前にも「messy」で紹介しました。

▼「ティッシュで蓋」「下腹部を押しながら力む」中出し事後処理の正解とは

 この記事にもあるように、膣口にティッシュで蓋をしたり、力んで出したり、シャワーで洗い流すという方法を私も行っています。

 まず、中出しをされて、チンコが引き抜かれると、精子の量にもよりますが、想像以上に精子がドバっと出てきます。なので、すぐティッシュで蓋をする必要があります(ベッドが汚れるので)。射精時の体位によって対処がやや異なりますが、正常位の場合は起き上がった時にドバっと出てくる可能性が高いですね。後背位や騎乗位の場合、そのまま抜くとベッドが汚れる可能性大なので、チンコを抜く前に女性側が一度寝る体勢になったほうが良いです。精子はよく“ドロドロ”と表現されますが、ほぼ液体なので、出入り口(膣口)が下を向いているとすぐ出てきてしまいます。

 私はその後、股をティッシュで押さえたまま、軽くジャンプします(すごくアホみたいな光景……)。んで、その後シャワーで洗い流しています。シャワーでは中を洗いすぎると膣内環境的に良くないので、洗いすぎないように気をつけています。場合によってはセペ(携帯用ウォシュレット)を使っています。

 事後はゆっくりしたい派の女性も多いですが、やはり長時間放置しておくと、急にダラ~っと垂れてくるので、早めに処理しちゃったほうが楽です。あと、そのまま寝た場合、カンジタになる場合もあるのでちゃんと処理しましょう。まあ、自分で指を入れて嗅げばわかりますが、中出し後のマンコ、めっちゃ精子臭いんですよ……(当たり前ですが)。

 でも中出し後に「たれちゃう!」って言いながら男性とあたふたしながら処理するのは、楽しいというか、ちょっと微笑ましいな~って感じもしますが。相手と仲が良ければね、いいんですけどね。

 中出しという行為そのものに興味がある女性もいるでしょう(以前は私もそうでした)。しかし、行為そのものはある程度のリスクをはらむものであること、そして事後処理が面倒であることを加味した上で、自己責任での実践になります。決して、突発的に行う行為ではありませんよ! また、自分は同意していないのに相手が無理やり……というケースも、レイプです。逆に相手は中出ししようとしていないのに、女性が無理やり(だいしゅきホールドなどで)膣内射精を強要するのも、はっきり言って、NGな行為ですからね。

 お互い妊娠を望んでいる時なら、リスクはなくなりますし(それでもデメリットはありますが)、いいのでしょう。でもそういう時期(お互いが妊娠を望む時期)って、長い人生でそんなに多くないです。生中出しへの漠然とした憧れは、「まんこ臭くなるぞ~」という事実を拡散することで撲滅した方がいいと思います。

最終更新:2017/11/06 20:06
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