芸能人が社会を動かす?

ダレノガレ、「猫虐待」にブチ切れ! 川島なお美、杉本彩……“動物愛護”に熱心な芸能人

2017/10/09 15:00

 10 月 4 日、モデルのダレノガレ明美が、埼玉県で起きた“猫虐待殺傷事件”について自身のツイッターで言及。以前、ダレノガレが飼っていた愛猫も虐待を受けて亡くなったことを明かし、動物虐待に対して強い不快感を示した。ダレノガレのように猫・犬好きの芸能人は少なくなく、中には保護活動やチャリティー活動を積極的に行っている人もいる。

「杉本彩は愛猫・愛犬家として知られているだけでなく、『公益財団法人動物環境・福祉協会 Eva』を設立して理事長を務めるなど、動物福祉にも力を入れています。ブログで自宅に引き取った保護犬・猫の様子をアップし、動物保護を呼びかけています。2016 年 3 月には著書『それでも命を買いますか?』(ワニブックスPLUS新書)を刊行。日本のペット業界が抱える闇を暴露して、改善方法を提案しています」(芸能ライター)

 ロックバンドの SEKAI NO OWARI は、動物殺処分ゼロプロジェクト「ブレーメン」を通して支援している。

「16 年に動物殺処分の現状を知った SEKAI NO OWARI は、同年に『ブレーメン』を設立して、動物殺処分ゼロプロジェクト支援シングル『Hey Ho』をリリース。ボーカルの Fukase は『ブレーメン』を立ち上げた理由を、『みんながフラットに気軽に活動に参加できたら、うまく助かるものがある』『人が作ったシステムならば人の力で変えられるのかもしれない』と考えているようです。これまでに、収益をプロジェクトへの寄付に充てる支援シングルのリリースや支援公演を行っており、第一回収支報告では、およそ 9,700 万円の寄付金が集まったと発表しています」(同)

 また、女優の浅田美代子も団体「Tier Love」の代表を務め、動物愛護活動に取り組んでいる芸能人だ。

「今年 2 月、浅田は『「動物の愛護及び管理に関する法律」の改正を求める署名』活動をスタートさせました。この活動は、ペット繁殖場の悲惨な現状を知った浅田が、“犬猫の繁殖業について免許制の導入”、“動物虐待・ネグレクトなどの不適切飼育について動物保護制度の導入”などを訴えたもの。オンライン署名サイト『Change.org』では、7万5,000人の賛同を目標としており、10月5日現在5 万 6,000 人近くの賛同者を集めています」(同)

 ほかに、15 年 9 月に亡くなった川島なお美さんも、生前、動物愛護活動に力を入れていた。先月 29 日には、「犬と猫の殺処分を少しでも減らしたい」との遺言を夫の鎧塚俊彦氏が受け継ぎ、「川島なお美動物愛護基金」が創設されている。

 ダレノガレもクラウドファンディングサービスで、猫の保護施設を支援する資金を募集するなど、積極的に動物愛護活動を行っている。愛猫・愛犬家の芸能人たちの呼びかけが、社会を動かすきっかけになるかもしれない。

最終更新:2017/10/09 15:00
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