手コキ＆フェラ、日本人男性の過半数が「仮性包茎」だから包茎用のコツがある！

通常は亀頭が皮に半分以上包まれている（全て包まれていることもある）「仮性包茎」の男性とセックスしたことはありますか？　勃起したとき、ズルッと剥けて亀頭全体が出てくる、または勃起していないときでも、皮を剥けば亀頭が（カリまで）出てくる、この状態が「仮性包茎」です。

実は、日本人男性の過半数～7割が、この「仮性包茎」だと言われています。ということは、「セックスする相手は仮性包茎だった」というのは全く珍しいことではありません。

※真性包茎は、お互いにキケン

ちなみに。もうひとつの包茎のタイプ「真性包茎」。包皮口が極端に狭い先天性と、様々な原因で包皮と亀頭が癒着してしまった後天性がありますが、いずれにしても皮を剥くことは難しく、包皮の内部に恥垢が蓄積し、悪臭の原因となります。本人だけではなくセックスをした相手にも炎症や感染症のおそれがあるので、治療（手術）を検討した方がいいかと思います。※病院の泌尿器科では基本的に保険が適用されます。

さて、話は戻りまして「仮性包茎」だった相手とのセックスですが、挿入時のペニスの扱いは男性自身に任せられるとして、ペニスへの前戯である手コキやフェラはどんな扱いをすればいいのでしょうか。

◎仮性包茎は超敏感
「仮性包茎」と言っても、普段から剥いている人と剥かないようにしている人・セックスの経験値・オナニー時の力の入れ方、皮の厚さもそれぞれなので、刺激に対する亀頭部分の強さ（耐久度）が全く違います。女性のクリトリスと同じですね。刺激に弱い亀頭は、乾いた指で直接触るだけでも激痛！　という男性もいるようです。

忘れてはいけないのは、個人差はあれど普段から皮が剥けているペニスに比べて刺激に対して超敏感！　ということ。「亀頭部分の強さ」がフェラチオをする上では非常に重要になりますが、皮剥けペニスにしている力加減で、手コキやフェラをしてしまうと激痛を与えかねません。皮の状態と刺激に対する反応を見ながら行うようにしてください。

◎皮の上から手コキ、でスタート
さっそく皮を剥かずに、まずは、皮を利用した手コキから反応を見てみましょう。

※摩擦を少なくするため、手にはたっぷりのローションを塗って滑りをよくしておきましょう。

皮の上から手（指）をかぶせて、亀頭のカリの部分を囲うように上下に動かして亀頭を出したり隠したりと刺激を与えましょう。上下に皮を動かす行為は、仮性包茎の男性が「皮オナニー」と称して行っていることが多いようなので強めの刺激でも大丈夫です。

この刺激に慣れてきて「亀頭も刺激してほしい」という反応があれば、直接の刺激をちょっとだけ取り入れてみましょう。亀頭が出てきたときに、もう一方の手で直接亀頭に軽くタッチ！　5回中1回ほどの間隔で行えば、快感のスパイスになるかもしれません。

◎フェラチオ時も皮と一緒に

フェラでも皮の上か唇で上下に動かすことからはじめましょう。この刺激に慣れてきたら、皮を剥いてフェラチオに移行してみましょう。3本の指（親指・人差し指・中指）で亀頭近くから竿の根本に皮を寄せます。皮を寄せたまま唇で咥え、表面を滑らせるように頭を前後！

※注意点！　仮性包茎の男性の中には「亀頭よりも竿のほうが敏感」という方もいます。舌で刺激を追加しても大丈夫か、確認しながら行いましょう。

ちなみに。以前、仮性包茎の包皮と亀頭の間に舌を入れて愛撫しているものをAV作品で観たことがあります。「さぞかし気持ちいいんだろうな～」と、過去、仮性包茎の男性とお付き合いしていたときに「やってみたい！」と申し出たのですが、「マジ、やめて」と即却下。「普通に皮を剥いて舐めてほしい」とのこと。

人によりますが、気持ちいいものではないようです（その他の仮性包茎男性、数名からも同意見でした）。「皮を被っているのはコンプレックスなのに、そんな遊ばれ方したくない」という意見も。確かに……大きめのビラビラをチュッパチュッパ吸われたら“嬉し恥ずかし”よりも、やめていただきたいかも。やはり、思いやりとコミュニケーション、忘れちゃダメですね。

◎仮性包茎の洗い方
「仮性包茎は不衛生」という認識を持つ方も多いと思いますが、一概には言えません。確かに皮を被っていないペニスに比べて恥垢が溜まりやすいことは事実ですが、亀頭を出して洗っていれば問題ありません。臭いも清潔な状態にしている男性なら特に問題はないかと思います。実際に、仮性包茎だった彼のペニスに対して「クサッ」と思ったことはありません。ほんの～り匂う時はありましたが、それは、お互いさまでしょうし。

セックス前に一緒にお風呂に入るときは、自分のため（フェラの準備）に洗ってあげてはいかがでしょうか。必ず亀頭をすべて露出させた状態で洗うこと（勃起している状態のほうがラク）！

潤滑剤代わりにボディソープをたっぷりと泡立たせて、汚れが溜まりやすいカリの部分を意識して洗います。この時、親指と人差し指で輪っかを作って、カリの部分をグルリと回すように洗うと汚れが落ちやすいですよ！