元SMAP急展開で芸能界が大混乱! 大手事務所、テレビ局の“真意”にスタッフは戦々恐々

2017/09/29 10:00

 元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が、公式ファンサイト「新しい地図」を開設。元マネジャーの飯島三智氏が代表を務める株式会社CULEN(カレン)のバックアップを受けて、芸能活動を続けていくこととなった。

 11月2日には、AbemaTVで配信される『72時間ホンネテレビ』に出演することが決定。さらに、SNSでの情報発信も行っていく。

 9月8日にジャニーズ事務所を退所してから1カ月もたたないうちに、次々と新たな活動が発表される元SMAPの3人だが、業界内では混乱を呼んでいるようだ。テレビ局関係者が明かす。

「通常、芸能事務所を辞めた場合、半年程度は間を空けてから活動を本格化させるのが慣例。3人の場合は特別だったとしても、あまりにも展開が早すぎる。しかも『新しい地図』で公開された動画を見ると、まるでジャニーズを挑発するかのようなメッセージが出てくる。ジャニーズとの関係性を重視するテレビ局側としては、『新しい地図』をどう扱っていいかわからないというのが本音です。ヘタなことをしてジャニーズに敵視されたらたまったものではないし、本当に困っています」

 現在、3人が窓口としている弁護士は、大手芸能事務所ケイダッシュを担当する人物だという。ケイダッシュといえば、芸能界への影響力も強い。このこともまた、業界内に波紋を呼んでいるのだ。

「いわばケイダッシュに近いところに、飯島さんがいるということですよね。つまり、ケイダッシュとジャニーズが対立するかもしれないという状況でもある。でも、それぞれ芸能界では重要なポジションを占めているケイダッシュとジャニーズが、今ここでケンカを始めるとは到底思えないんですよ。もし、その2つが対立するようなことがあれば、芸能界のバランスは大きく崩れ、とんでもないことになってしまう……。正直、これからどうなってしまうのか怖いですね。周囲の中堅事務所の関係者たちは、不安に思っているのではないでしょうか」(芸能事務所スタッフ)

 また、3人のネットでの活動をサポートすることとなるAbemaTVには、サイバーエージェントとテレビ朝日が出資している。

「継続が決まっているレギュラー番組は別ですが、ジャニーズへの手前、テレビ局としても、退所してすぐに3人を新たな番組に起用するのは難しい。だから、3人がネット番組に活路を見いだすのは自然の流れだと思います。ただ、そこでテレ朝系であるAbemaTVとガッツリ手を組むというのが驚きです。そもそもテレ朝はジャニーズとの関係も強いですから、普通なら、あり得ない展開。AbemaTVにどういう意図があるのか、ちょっと不気味ではあります」(放送作家)
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 本来なら、ジャニーズに潰されてもおかしくない飯島氏と3人が、のびのび動いている裏には、ジャニーズ内の一筋縄ではいかない事情もあるようだ。

「今回の独立騒動をめぐっては、“飯島三智 vs メリー喜多川副社長&藤島ジュリー景子副社長”という構図があるわけです。その一方で、ジャニーズのトップであるジャニー喜多川社長は、3人の独立を容認しており、その後の活動も応援するという立場。確かに、ジャニーズの本流は“メリー&ジュリー派”ではあるものの、それとはまったく別に、ジャニー社長の決定は最優先されるといわれている。今回、元SMAPの3人が特例で動いているのも、ジャニー社長の許しがあったからなのかもしれないですね。そういう意味では、今回の3人の動きは、一枚岩ではないジャニーズを象徴するかのような出来事なんだと思います。飯島さんがうまく立ち回ることができれば、ジャニーズの分裂もあり得るのでは」(週刊誌記者)

 いずれにしろ、芸能界を大混乱に巻き込みながら、前例がない不穏な動きを見せている稲垣、草なぎ、香取、そして飯島氏。今後、彼らは変わらず活躍できるのだろうか? それとも、芸能界の闇へと葬り去られてしまうのだろうか……。

最終更新:2017/09/29 10:00
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