「正常位だと、股関節が痛い!」カラダが硬くてもラクなセックス体位は…?

2017/09/27 20:00

こんにちは。秋刀魚が大好物の大根 蘭です。近所のスーパーでは例年の3倍近い価格になっておりました。泣く泣く諦めました。

 セックス時、必ずするであろう定番体位は「正常位」。思い浮かべてください。両脚をオープンして大きめのM字開脚の体勢になります。どうでしょう、アナタは出来ていますか? 「あまり足を開けないからM字にならない」「長い時間の正常位って股関節が痛くてツライ」と感じている女性も意外にも多いようです。つまり、カラダが硬い方が多いということです。

※ここでいうカラダの硬い・柔らかいは、股関節が硬いこと(開くか開かないか)になります。

 カラダが硬いばかりに、気持ちいいはずのセックスが、苦痛になるのは残念です。でも、股関節が硬い。……どうしましょうか。

 両脚(股関節)を開かない体位で挑んじゃえばいいのです!

◎伸長位
 女性が脚を伸ばしたままの姿勢で挿入する体位の総称。股関節の硬い女性にとって、最もラクチンな体勢です。“股関節が痛くない”というだけでなく、「力みやすく、中イキしやすい」「膣口やクリトリスの快感が膣内に伝わりやすい」と、メリットのある体位です。

 しかし! 気をつけていただきたいこともあります。伸長位の中でも両脚を閉じた体位「締め小股」。膣の圧迫感が強くなり、内股に力を入れるオナニー「足ピンオナニー」と同じ状態になります。

▼足ピンオナニー常習者に最適なセックス体位は、正常位で足ピン「締め小股」でキマリ!

 時々「締め小股」を取り入れて、いつもの快感とは違う締め付けを感じるならいいですが、毎回この体位で行っていると「締め小股」で“しか”中イキできないクセがついてしまうかもしれません。

 男性側の感覚としては、挿入が浅くなり、人によってはイキにくくなることも。男性が早漏で、足ピンでなければイケない女性の組み合わせなら文句なしの体位ですが、両脚を開いて伸ばす(内股に力が入り過ぎない)「伸長位」も行うようにした方がバランスいいと思います。この「伸長位」の体位で一番のオススメ体位はこちら。

◎寝バック

 うつ伏せに寝て、両脚を閉じたままの「寝バック」は、立った状態のバックや四つん這いのバックよりも腰を自分で動かしやすく、脚やお尻に力が入れやすいのもメリット。男性が上から重なる体勢のため、挿入が浅くなってしまうこともあります。女性の恥骨部分に枕やクッションを挟んで挿入の深さを調整してください。

 では、伸長位だけではなく、股関節に負担をかけることない体位もご紹介します。

◎騎乗位

 女性が男性の上に跨る騎乗位は、股関節が硬い人にはツライように感じる体位かもしれません。実は、股関節の硬い人にオススメの体位なんです!

 確かに、膝を立てて女性が上下に動こうとすると、股関節を広げなくてはいけない体勢になります。しかし、膝を内股気味に床につけると股関節への負担がかなり軽減されます。または、足の裏を床につけた状態で、やや前に倒れる姿勢(和式トイレをイメージ)してみてください。足の踏ん張りは必要になりますが、男性の胸あたりに両手をつけばラクになります。

◎イスを利用した「座位」

 本来、座位はまったりとラクな体勢という認識ではありますが、股関節が硬い女性は、ベッドの上で膝を曲げて固定していると痛くなってしまうこともあるようです。そんな方に最適なのは、背もたれのある椅子を利用した座位。

 男性が椅子に座り、女性は男性の上に向かい合うように跨ります。両脚は広がりすぎず、足をブラーンとした体勢は、女性も動きやすく疲れやすい体勢です。

 男性のカラダの柔軟さや早漏・遅漏などふたりに合った体位を見つけていくようにしてください。

◎股関節ストレッチで柔軟に

 意外にも股関節を柔らかくすることは、そんなに難しいことではありませんよ! セックスのときだけではなく、体のバランスを整えるためにも推奨したい、簡単な股関節のストレッチ方法です。

 あぐらのような姿勢で、足の裏と裏をくっつけた状態で座ってみてください。膝が床から離れているはずです。両膝を腕の力で押すことで股関節が伸びます。この時「イテテテ!」が続くようなら、だいぶ硬くなっている証拠。余裕で出来るようになったら、上体を前に軽く倒してみます。

 このストレッチのあとは、開脚を。座った状態で、若干の痛みを感じるくらいで両脚を広げます。そして、股関節周辺を手でマッサージ! このセットを、血流が良くなっているお風呂上がりに行ってみましょう。毎日少しずつ、無理のない範囲で続けていくことで、柔軟になっていきます。

最終更新:2017/09/29 20:15
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