山口百恵のようにはいかない?

安室奈美恵、引退は「美談ではない」――芸能プロ関係者が明かす“育ての親”という爆弾

2017/09/26 11:45
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安室奈美恵オフィシャルサイトより

 来年の9月16日をもって、芸能界から引退することを発表した安室奈美恵。その理由については諸説飛び交い、いまだ真相にたどりついたメディアは皆無という状況だが、安室の“育ての親”である芸能プロ社長は一部メディアに登場し、引退について安室本人から事前に報告を受けていたことを明かした。これは安室なりの“仁義”とされているが、果たして――。

 安室は、デビュー当時から所属していたライジングプロダクションを、2015年に独立。当時は安室が、弁護士を通じて契約見直しを要求してきたとして、各メディアに、事務所の“お家騒動”だと報じられていた。その際、安室との間に深い溝ができたと報じられたのが、“育ての親”であるライジングの平哲夫社長だ。

「平氏は、9月26日発売の『女性自身』(光文社)に登場し、本人から事前に引退発表をするとの連絡があったことを明かしています。ただ、いまだ安室とライジングの関係は、まったく修復されていないとみられているんです。独立騒動当時の安室は、親交のある音楽プロモーターに入れ込むあまり、“洗脳疑惑”まで報じられていたものですが、ライジング側もこの疑惑を否定していませんでした」(芸能プロ関係者)

 結局安室は、ライジングから飛び出す形で個人事務所を設立。レーベル契約や広報業務など、活動の一部はエイベックスと提携しているものの、アーティスト活動の主導は、全て本人でまかなうスタイルを取った。

「安室に対するネガティブな報道の多くは、ライジングがマスコミに情報提供していたといわれています。そもそも安室は、ライジング側に『これでは奴隷契約』などと迫ったとされており、『話し合いの末に円満独立』したわけではなかった。安室の引退を、山口百恵さんになぞらえる報道もありますが、決してそんな美談ではありませんよ」(同)

 それでも安室の引退発表は、あまりに綺麗な引き際だと世間から称賛されている。“後ろ足で砂”となってしまった事務所独立だったが、活動引退とともに、平社長の怒りも収まっているのかもしれない。

「平氏だけでなく、バーニングプロダクション・周防郁雄社長も、安室の独立に対して批判的だったものの、近頃ではそうした話も聞こえなくなってきた。ただ、あまりにも突然の引退発表だっただけに、周防氏から再び目をつけられる可能性もあります」(同)

 1年後に一般人となった時、果たして安室は平穏な生活を送れているのだろうか。

最終更新:2017/09/26 11:45
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