夫の風俗通い発覚で「性病検査させるべき」!? 現役風俗嬢が語る風俗業界の性病のリアル

2017/09/09 20:00

先日、ネット掲示板「ガールズちゃんねる」に旦那の風俗通いが発覚してショックを受ける妻のスレッドが立ちました。主によれば、旦那の鞄からソープ嬢の名刺、財布からは風俗の会員証が数枚出てきたそうです。夫婦仲は円満だと思っていた主は、旦那の風俗通いについて「絶対裏切らないと思っていたので大ショック」とダメージを受けていました。

 風俗遊びをする夫については、妻の間でも「許せる派」「許せない派」は大きく分かれるところ。しかしこのスレッドには「別れたほうがいいと思う」「離婚一択」と離婚を促す声が多く上がりました。また、「絶対性病検査した方がいいよ」「梅毒とHIVだけは絶対に検査した方がいい」「梅毒、エイズ大丈夫? 今やばいよ」と、性病検査を勧める声が多数上がっています。

 スレッドを見ると、「風俗=性病の温床。風俗経験者は性病持ちの可能性大」と捉えている声が多いようです。それに近年、日本でも梅毒が流行傾向にあるとして警鐘が鳴らされていることは事実。風俗店のホームページには、嬢に性感染症の定期検査をさせていると明記している店もありますが、実態はどうなのでしょう。

◎基本は月1で検査結果を店に提出

 ヘルスやピンサロを経て、現在はソープランド(S着店。コンドーム必須)に勤めているりりあさん(23歳/仮名)いわく、「基本は自分でクリニックの検査を受けて、月1で検査結果を店に提出していますよ。そこで性病が判明したら完治するまで出勤できません。ですが、店や業種によっては検査や完治のチェックが緩かったりします」と語ります。彼女いわく、「ソープは本番ありだから厳しいです。特に高級店は。けどピンサロは結構なあなあだった」そうです。

「たしかに、風俗で働いていれば性病にかかる機会は多いです。梅毒患者の報告数が増加しているという統計も出ていますし、風俗が性病の温床だと思われても仕方ないです。ですが、風俗嬢自身は、性病になったらお仕事ができませんから、予防意識を持っています。そのあたりに関する危機感は一般人よりあるんじゃないでしょうか。もちろん個人差はあると思いますけどね。私はおりものに違和感を感じたらすぐ、かかりつけの婦人科に行っています。ちなみに、私は風俗のお仕事で性病にかかったことはありません」

 彼女のように性病にかなり気をつけて仕事している風俗嬢もいますが、全員がそうではありません。りりあさんも「激安店とかだと、性病に対する危機感が欠如している風俗嬢もいると聞く」と語ります。

 なお、りりあさんの周囲では、「ネット掲示板の人たちが目くじらを立てるほど、性病が蔓延している印象はない」そうです。あくまでも彼女の周りの話ですが。ですが、「旦那の風俗通いが発覚した場合、不安なら一緒に検査に行ったほうがいいと思います」と彼女も検査を勧めていました。

最終更新:2017/09/09 20:00
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