[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

小学校の「おやじの会」で“巨大流しそうめん”を開催! しかし、困ったことが……

2017/09/18 19:00

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 オレはココの小学校の「おやじの会」に入ってる。年に一度、夏休みの最終日に小学校内で何かしらイベントをやることがメインの活動なわけだ。それ以外は毎月飲み会! 去年は学校内でお化け屋敷と花火大会をやって、なかなか盛況だったな。今年の夏のイベントは何をやるか? という主旨で、年明けから月イチで小学校の校長室の会議室で打ち合わせをしてきた。水鉄砲祭りとか紙飛行機飛ばし大会など、いくつか案はあって、結果的に多数決で、巨大流しそうめんと花火大会で決定!

 オレの役割は花火大会の手伝いがメインで、あとは流しそうめん作りの雑用係。で、夏休み前、全校の保護者へ配布するプリントで「巨大流しそうめん大会を開催するので、ご家庭で余ったそうめんを寄付お願いします」とお願いした。4年前に巨大流しそうめんをやった時、400人くらい来場したみたいなので、今回も最低でも400人分のそうめんが必要になる。予算的に購入するのが難しいので、保護者の皆さんにご協力してもらうことになった、というわけだ。

 そして夏休みに入る直前に、全校の保護者の皆さんへ今度はメールでそうめん寄付のお願いをした。さらにダメ押しで、流しそうめんイベントの告知の詳細を、プリントにして保護者に配布。ここにも、そうめん寄付のお願いを書いて、計3回もしつこく寄付をお願いした! しばらくして、おやじの会のメールで「約500人分のそうめんの寄付がありました!」と連絡があって、しつこくマメにお願いしてよかったよ! 

 そして流しそうめん大会当日、おやじの会のおやじたちが昼過ぎに学校に集合。事前に工務店勤務のパパが流しそうめんのための資材(雨どい、木材など)を用意し、さらに図面まで作成してきてくれた。すごすぎる……。マジで本格的だ! 工務店パパの指示で、皆さんがテキパキと流しそうめんのための組み立て作業を開始! オレも電動のこぎりで木材切断したり、そうめんの袋開けをやったよ。そうして、午後1時から4時くらいまで設営準備。

 500人分のそうめんを茹でるとなると、寸胴ナベ3〜4個が必要で、学校の家庭科室にあったナベ2つと、残り2つはおやじの会のパパが自宅から持ってきてくれた。そうめんを茹でてる間にちょっと間があくので、その間には、うずらの卵やきゅうり、はんぺんなどを流すことに。設営が終わった後に実験したら、無事にそうめんが流れた! 成功!

 ちなみに、当日は大人も子どもも入場料1人100円でそうめんつゆ付きです。そうめんの設営が終わってから、オレは花火大会の準備もやる。浅草の花火問屋で購入した4万円分の打ち上げ花火を、板の上に両面テープを貼り一つひとつ載せて行く。かなり細かい作業……。火をつける導火線がわかるように設置しなければならない。しかも、オレが花火に点火することになって、夜の7時30分だから真っ暗で、何も見えないので懐中電灯を持って火をつけることに。そうこうしてるうちに子どもたちが続々来場して、流しそうめんが始まった。ココも友達と一緒に食べてたから見に行くと、「いまそうめん取るの忙しいからあっち行ってて!」と追い返された……。友達と一緒の方が楽しくなってきたってことか。こうやって親離れしていくわけだね……。ちょっと寂しいが、本人が楽しければ仕方ない! 

 最終的に約400人近くが来場して、そうめんを食べて皆さん楽しそうだったから、やってよかったな。花火大会も盛り上がったし無事に終了! 撤収は8時過ぎです。この日は昼過ぎからずっと立ちっぱなしだったからマジで疲れた……。それにしても、おやじの皆さんの働きぶりは素晴らしかった! その後、おやじの会の打ち上げ飲み会があったんだけど、俺はココと一緒に帰った。妻くらたまが、ママ友と飲みに行ってしまったのでね。

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