ましゃ、再起なるか?

福山雅治、映画『三度目の殺人』PR活動は「悪あがき」? マスコミ露出増の必死な背景

2017/08/31 19:00
 

今浪さんに撮ってもらいました。 Photo by Imanami-san 由今浪先生拍攝。 #福山雅治 #福のラジオ #今浪目線 #BROS1991

福山雅治 Masaharu Fukuyamaさん(@masaharu_fukuyama_official)がシェアした投稿 –

 時代を作ったスター、福山雅治が、現在なんとか芸能界で踏ん張ろうとしている。吹石一恵との結婚後はファン離れが深刻といわれており、人気低下を食い止めるべく、最近はなりふり構わない“奮闘”をみせているようだ。

「7月24日、『痛快TVスカッとジャパン2時間SP』(フジテレビ系)の中で、青春時代の甘酸っぱい恋愛を描く『胸キュンスカッと』コーナーのテーマソングを、福山が担当することが発表され、31日放送の同コーナー内で初披露されました。しかもこの時、本人がわざわざVTR出演し、曲への思いを語っています」(芸能ライター)

 福山はそのVTRの中で、曲名をまだ決めきれていないことを明かし、2週間後の8月14日放送回に再登場。曲名が「jazzと Hepburnと君と」に決まったと発表した。

その後、19日には公式インスタグラムの公式アカウントを開設し、連日写真を投稿。21日からは主演ドラマ『ガリレオ』(フジテレビ系)の第1シーズンの再放送が始まっている。

「ほかにも、ドラマ『黒革の手帖』(テレビ朝日系)の主題歌『聖域』も書き下ろしていますし、先日は主演の武井咲のもとを激励に訪れたというニュースも報じられました。また、9月1日には『あさイチ』(NHK)のトークコーナーに登場する予定です」(同)

 このように、7月末からメディア露出が増加している福山だが、その背景には深刻な状況が潜んでいるという。

「9月9日に、主演映画『三度目の殺人』が公開されるのです。この作品は、映画『そして父になる』(2013年)でタッグを組んだ是枝裕和監督による法廷サスペンスで、福山は初の弁護士役を演じます。主演した月9ドラマ『ラヴソング』(フジテレビ系)の大コケにより、俳優としての評価が落ちている今、『三度目の殺人』は今後を決める大事な一作となるでしょう」(業界関係者)

 振り返ってみると、昨年の福山は散々だったといえる。『ラヴソング』が平均視聴率8.5%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)、主演映画『SCOOP!』は興行収入7億円といずれも爆死。次の作品選びに頭を悩ませていたときに、是枝監督からオファーをもらったそうで、福山にとっては渡りに船だったことだろう。

「ちなみに、この『三度目の殺人』の製作を手がけているのはフジテレビ。『ガリレオ』の再放送も、『スカッとジャパン』の主題歌も、映画PRの一環と考えていいでしょう。映画公開とほぼ同時の、9月13日には『聖域』も発売されるので、俳優として歌手として、福山のPR活動が増加することは明らか。しかし、木村拓哉が映画『無限の住人』公開時、あらゆる番組に出まくったことで逆にタレント価値を下げてしまった前例があるので、福山側もそのあんばいを見極めているのでは。はたから見れば、悪あがきとしかいえない状況に陥る可能性もありますからね」(前出の関係者)

 「キムタク」同様、人気凋落が伝えられる「ましゃ」のまさにラストチャンス。最盛期の自分を取り戻すことができるのだろうか。
(村上春虎)

最終更新:2017/08/31 19:00
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