今井舞の「週刊ヒトコト斬り」

過度に饒舌なASKAが目指すものと、ファンが喜ぶものとのズレ

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SUPER BEST II』/ポニーキャニオン

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎「俺、ヘンじゃないから」
 ファン300人を招待しPV撮影を行ったASKA。集まったファンは一応うれしそうではあったが、何かこう、久々のASKAのノリに正直ちょっと戸惑っている感じだったが。とにかくずーっと過度に饒舌。そして過度にフレンドリーなASKA。「出てきて1分頭を下げてから熱唱」くらいの方が「正常」な感じがして、ファンも安心できたと思うのだが。

 ま、本当にファンが心底「お帰りなさい!」と喜べるのは、Chage&ASKAとして再びステージに立つ日だと思うのだが。その可能性についてインタビューされると「ない」と即答。「んー、今はお互いがソロをやっている。元々2人はソロでしたから。ステージで心から楽しんでない2人を(お客さんに)見せるのは、こんな失礼なことはない。(やるときは)どっちともなく。それは阿吽ですよ」とやっぱり饒舌にワケわからん。

 この、しゃべりながら話の焦点が合わなくなっていく感じ……。たとえこのままクスリに手を出さずに行けたとしても、本来のファンが喜ぶ形には戻らなそうな気が。何より本人が目指している頂が、そもそもファンのそれとズレている。撮影した今回の作品が「東京オリンピックテーマ曲」に選ばれたら、それは素晴らしいことだけれども。あー……。違う違う、そうじゃない。

 まあでも、客前で「ギフハブ」って口にしなかっただけでも、よしとすべきか。少なくとも、石原真理子よりは状態がよさそうである。あっちはノンケミカルであれってすごいな。

◎ReSTART!
 久々にブログを開始した細川茂樹。……写真! 文章! いろいろと戦慄のツッコミどころ満載。ブログというのは、自分を客観視できている人間かどうかがわかる、リトマス試験紙のような役割を果たすと思う。泰葉にしろ松居一代にしろ、(石原真理子はMVB殿堂入り)できてない人のそれは、みんな違って、みんなすごい。

 「サポートして頂いている関係省庁行政各位の皆様方、(略)御礼申し上げます」かぁ。何がどう針小棒大に作用してこの表記につながったのか、想像するだけでこわい。「さて、早速コラムの連載を開始。たくさん話したよ(笑)」って書いてあるのはあれ、「読者の方と話した」ということと受け取っておけばいいのかな。ゴーストライターの人と話が盛り上がったってことじゃないんだよね。「今、最も充実期だと心の底から実感」。うんうん。そうだよねそうだよね。これからも実感し続けられるといいね。じゃあねー、ばいばーい。

◎アナザー・カントリー
 紗栄子……恐ろしい子。自分の欲しいものは、必ず手に入れる。そして欲しいものは次々更新、入手すると必ず前よりも大きくなっている。よっ、現代のわらしべ長者。

 いやー。でも、大物女優や有名人やらが、寄ってたかって、やれアメリカンスクールだ慶應だ青学だってワーギャー騒いでるのをよそに、イートン校(プレ校)て。スタンド使いか。

 もうアレだな。国内でのセレブ扱いでは満足できず、世界に打って出るぜ、おいどんはってことなんだろうな。各国の王族貴族などの名門はもとより、インドなど、世界中の大富豪の子息も集まる世界屈指の名門・イートン校。ここでの人脈作りが、のちにセレブリティの世界でのコネクションとして有効に働く。知らないけど。

 優秀だという息子2人を世界の頂点の人々とつながらせ、豊富な資金を元に、将来とにかく行けるとこまで行ってやる。織田信長もここまでは抱くまいってレベルの野望がドーン!

 何か紗栄子って、どんなに金持ちでも商売上手でも、何だかバカっぽいというか、バカにしてもいいというか、されてもしょうがないってイメージだったが。いやいやいや。目指す頂が常に我々の想定を超え、しかも、それを必ず実現している。我々は今、巨大コンツェルン誕生の萌芽の時を見ているのかもしれない。

 50年後、紗栄子はきっとNHK朝ドラのモデルになるな。50年後まだ朝ドラやってたらの話だが。

今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、近著に『気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)がある。



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