【連載】プウ美ねえさんのエプロンメモ

「同級生に見せびらかすBFがいない」16歳の少女に、プウ美ねえさんが老婆心からの助言

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(C)熊田プウ助

家族関係、恋愛、夫婦関係、仕事、結婚、介護、人生……サイ女読者のお悩みに“プウ美ねえさん”こと熊田プウ助が、いつもそばに置いておきたい“エプロンメモ”とともに回答します。

【今回のお悩み】
「同じ年頃の男のコに興味が持てません」
 いつもかなり年上の男性ばかりに恋してしまいます。同じ年頃の男のコにそーゆー興味が持てず、持てないなら持てないでいいのですが、社会通念上、少なくとも持っているフリはしておきたいところ。このままでは逮捕者を出しかねない勢いです。でも同世代の少年を見てもあまり賢そうには思えず、実際に話しても少しもトークが盛り上がりません。それに、夏祭りに連れて歩いて同級生に見せびらかすBFがいなくて悔しくてたまりません。プウ美ねえさん、どうか迷える子ちゃんにアドバイスを!(横溝卵子、16歳)

【プウ美ねえさんの回答】
 BF……迷える子ちゃん……お言葉遣いのはしばしに16歳らしからぬ落ち着きが感じられます。情緒があってよろしい。

 思いわずらう必要はありません。これから何人も人を好きになるうちに、恋愛対象が変わることもあります。いつかあなたが望むような、見せびらかし甲斐のある恋ができる日がくるかもしれません。また、もしもおさない頃から年配の男性を対象として日ごと自慰にはげんでいたレベルのフケ専なら、それはそれで問題ありません。いまやあなたは結婚できる年齢なのですから「結婚を前提に真摯な交際をしている」と周囲に思わせさえすれば、誰とつきあっても法律にふれないのです。逮捕者もでません。うまくおやりなさい。金銭授受などが見つかると「未成年との淫行」と見なされかねません。

 「社会通念」などは捨ててお置きなさい。そんなものは時代が変われば意味をなさない曖昧なもので、人の可能性や喜びを封じ込める害悪でしかありません。したがうフリを見せる必要もありません。百年前の日本なら、16歳の少女は親にきめられた相手と結婚しているのが「ふつう」だったでしょう。よしんば「時代風俗にかんがみて一般的な結婚や家族」というものがあったとしても、「一般的な恋愛感情」などというものは、どの時代にもないのです。

 おねえさんもずっと年上好きで、最初につきあった男性は倍以上の年齢でした。けれど同年代にまったく興味がなかったわけではありません。同年代は甘やかしてくれないし、むき出しの感情でぶつかってくるし、金もなく、行動範囲もせまいと決めつけて、年上に逃げていたぶぶんがあったのです。この年代が好き、あの年代が嫌い、と頭で決めつけず、心が疼いた相手とたくさんハメておけばよかったと、50ちかくなって考えます。

【今月のエプロンメモ】
後悔をふまえてお説教めいたことを言ってしまいましたが、豊かな未来を拓いてほしいという老婆心からです。いずれにせよ、好きな対象がはっきりしているなら迷わずすすんでごらんなさい。夏祭りに素敵な年上の男性と一緒に歩いたら、それこそ同級生の羨望のまとです。

熊田プウ助(くまだ・ぷうすけ)
1969年生まれ、ゲイ漫画家。都内でひっそりと飼い猫と暮らす日々を描いたエッセイマンガ『本日もおひとりホモ。中年マンガ家生活』(ぶんか社)、『世界一周ホモのたび 狂』(同)、『TOKYO中年駄ホモ生活』(同)など。

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横溝卵子というPNも情緒があってよろしい

しぃちゃん



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