[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

恐怖のスライダーと、石垣島の海で娘がかなり成長! 「度胸と勇気」はオレ以上ですよ

2017/08/21 19:00
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(C)倉田真由美

 8月ということで子どもたちは夏休みですよ! うちは例年通り土日を使っての1泊旅行を数回と、メインの旅行は5泊6日で石垣島に行ってきました。小学2年になったココは旅先での遊びで、かなり成長したと思うことがあった。千葉の九十九里浜の近くにある千葉県最大級のプール「蓮沼ウォーターガーデン」、ここはスライダーの種類が豊富で身長120センチ以上あれば全部滑ることができる! しかも土曜日にもかかわらずプールは空いてる! スライダーも全く並ばずに滑れるのは素晴らしい。都内近郊のプールのスライダーはだいたい30分から1時間は並ぶからね。

 そこに「サンダースライダー」という、垂直に落下するスライダーがあって、ココに「やってみる?」と聞くと「やるやる!」と全く怖がらない。受付でスタッフの女性がココの身長を測ると、121センチで規定をギリギリクリア! その女性に「子ども、大丈夫ですかね?」と聞くと「身長的には問題ないので、あとは度胸と勇気あれば余裕ですよ!」とのこと。度胸か……。「ココ、マジで怖そうだけど大丈夫か?」と再度聞くと、「やりたいし! でも父ちゃんもやって!」と言われて、オレもやることに。でも、オレとココの前にいた女子高校生が、「やっぱりやめる!」と途中棄権していて、マジかよって思いましたよ。確かに、カプセルに入れられ扉を閉められ、「3、2、1!」のかけ声で足下の板が抜け、そのまま垂直に落ちていくんだから、怖いよなそりゃ。

 高校生が棄権したのを見てココは、「えー! どうしよう! ちょっと怖くなってきた!」と言い出したが、スタッフのお兄さんが「はい次!」とココをスライダーのカプセルに入れてしまった。ココに大丈夫か聞くと、「大丈夫、大丈夫!」と笑ってる。度胸があるというか、子どもはすごいな。で、そのままココは垂直落下! と同時に、次はオレ! カプセルに入り透明な扉が閉まる。すると間髪入れずに「3、2……」あ、いやちょっと待て! まだ心の準備が! と思っていたら、「1!」で足下の板が抜けた! 落下! マジで死ぬかと思った……。ある意味、飛び降り自殺の体験と言ってもいい。バンジージャンプより怖いと思うね。バンジーは命綱が付いてるじゃないですか。これは身ひとつで垂直落下ですからね。めちゃめちゃ恐怖だよ!

 ココに「怖くなかったの?」と聞くと「めちゃ怖い! けど面白い!」というじゃないか! オレより度胸あるな……。オレは二度とやらない。妻くらたまに「オレもココもやったんだから、やりな!」と言うと、ココも「ママもやってみて!」と何度も言うものの、「ムリ、ムリ、ムリ! 絶対に無理! 死んでもやらん!」と頑なに拒否! とにかく、ここの「サンダースライダー」は、どこの絶叫系コースターより怖いってことは確実です。この恐怖を余裕でクリアして、「楽しい」と言い切るココは、かなり度胸ある女の子に育ってきてると確信。

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