デビュー作は事務所の先輩・武井咲のバーター

ほな・いこかの演技力は? シシド・カフカ、miwa……女優業に進出したミュージシャンの明暗

2017/07/16 12:00
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ゲスの極み乙女。オフィシャルサイトより

 ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のドラマー“ほな・いこか”がさとうほなみ名義で女優活動を開始したことがわかった。活動を自粛していた「ゲスの極み乙女。」は5月から再始動しており、世間からは女優活動について「川谷絵音のゲス不倫イメージから目をそらすため?」という声も上がっている。

 ほなは7月6日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)に出演し、もともと女優志望だったことを告白。演技経験もほとんどなく、「女優になれるほど美人でもない」といった視聴者の声も聞かれるだけに、どの程度、女優として成長していくのかは未知数。ほかにも女優業に進出したミュージシャンは多いが、それぞれ明暗が分かれているようだ。

「シシド・カフカは女優としても評価されている1人です。現在放送中の朝ドラ『ひよっこ』(NHK)では主人公と同じアパートの住人として登場し、『ドSキャラがハマってる』と評判。18日放送開始の渡辺直美主演ドラマ『カンナさーん!』(TBS系)でも、主人公の夫の浮気相手という重要な役を演じます。クールでドSなキャラはインパクトも十分ですし、『いろんな作品に出てほしい』といった期待の声が少なくありません」(芸能誌ライター)

 また、中島美嘉は女優としてのキャリアを積み重ね、日本だけでなく海外にまで進出している。

「中島は歌手のイメージが強いですが、もともとドラマ『傷だらけのラブソング』(フジテレビ系)のヒロインとして女優デビューしています。その後、映画『NANA』に出演するなど順調にキャリアを重ね、映画『バイオハザードV リトリビューション』ではハリウッドに進出するなど女優として大きく躍進。最近は7月21日公開の映画『怪盗グルーのミニオン大脱走』で吹き替えを担当したり、10月には歌手として初の中国公演を予定していたりと順風満帆な芸能生活を送っているようです」(同)

 ただ、中には女優業に進出したことで評判がダダ下がりした者も。miwaは、演技に手を出して反感を買ってしまったひとりだ。

「2月に公開された『君と100回目の恋』で映画初主演を果たしたmiwaですが、演技経験が少ないにもかかわらず、女性に人気の坂口健太郎と共演したことでアンチが急増。坂口と共に出演した『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)では手を重ね合わせる場面もあり、ネット上では『あざとい!』といった批判の声が続出していました」(同)

 さらに、大々的に女優デビューしたにもかかわらず、一瞬で姿を消してしまった歌手もいる。

「藤原さくらは、新人だったものの、昨年4月期のドラマ『ラヴソング』(フジテレビ系)のヒロインに大抜擢されました。福山雅治の結婚後初のドラマだったため注目を集めたのですが、『演技が微妙』『ゴリ押し感満載』と、不評の声ばかりあがっていました。現在テレビで姿を見かけることも、ほとんどありません」(同)

 歌手・女優として活躍できる者もいれば、女優業によって人気そのものに陰りが出てしまう者もいるようだ。実力が伴わないまま安易に女優業に踏み切ると、かえって芸能人生命を縮めてしまうかもしれない。

最終更新:2017/07/16 12:00
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