17歳でこの発言はさすが芸能一家の子

マイリーと比較される妹ノア・サイラス、「比較することでしか見られない人の問題」と一蹴

2017/07/14 19:12

モデルデビューした兄は、姉の発言でとばっちり

 カルチャー誌「Rogue」最新号に特集されたノアは、まず歌手としての目標は何かと質問され、「L.A.育ちの私は、たくさんのアーティストたちがステイプルズ・センターでパフォーマンスするのを観てきた。だから自然と、自分もあそこでパフォーマンスしたいって夢を持つようになった」「ナッシュビルに行ってツアーのヘッドラインもやる。そして、ステイプルズ・センターでパフォーマンスするところまでこぎ着けたい」と回答。

 次に「マイリーとしょっちゅう比較されているわけだが、そんな中、どのように自分だけのアイデンティティを持ち続けることができるのか?」と聞かれ、「マイリーが姉だってことは、すごく誇りに思っている。一緒に、たくさんの人が聴いているラジオ番組に出られるしね」と、彼女の妹で幸せだと前置きした上で、「誰だってほかの人と比較されるのは嫌だよね。でも姉と比較することでしか私を見られないのは、正直、その比較する人の問題なわけだしねぇ」と、この上なくスカッとするような答えを返した。

 実はノア、先月末「とうとうマイリーのことが嫌いになったようだ」とゴシップされたばかりだった。新曲プロモーションのため訪問したオーストラリアで「家族に捧げる」タトゥーを3つ彫ったのだが、その中にマイリーが入っていなかったからだ。彫っている最中の写真をインスタグラムに投稿したノアは、「蹄鉄はママのため、『Stand Still』って言葉はパパのため、トライフォースはブレイソンのために入れた」と説明。すると「マイリーのためには彫らないんだ!」「あれほどかわいがってもらっているのに」「使うだけ使うんだね」「マイリーよりもブスだしね。本当は嫌いなんでしょ」などとアンチが大激怒し、コメント欄は大炎上した。

 ノアの兄でマイリーの弟であるブレイソンは、6月にイタリアのミラノで開催されたドルチェ&ガッバーナのショーでランウェイデビューを果たし、大きな話題を集めた。マイリーはこの時のブレイソンの写真をインスタグラムに投稿し「あんたは歌のほうが断然うまいけど、サイラス家の血筋だから、なんでもやってみたいんだよね、わかるよ」と、彼にとってモデルはファーストチョイスではないことを言及。最後に「D&Gさん、あなたが政治のためにあれこれするのには反対だけどね」と批判した。

 

Miley Cyrusさん(@mileycyrus)がシェアした投稿

 マイリーがD&Gをディスったのは、メラニア米大統領夫人に衣装を提供しているからだとされている。ドナルド・トランプ大統領誕生後、大泣きする動画を公開したマイリーとしては「どうしようもない大統領に協力なんかするな!」と言わずにはいられなかったのだろう。しかし、このコメントを読んだD&Gは大激怒。「無知極まりない」「あなたからバカげたコメントをいただいたので、もう二度と彼とは一緒に仕事しません」と宣言するという騒ぎに発展してしまった。

 今回ノアがブレイソンのためにタトゥーを入れたのは、本人の意思とは関係なく渦中の人となってしまった兄を励ましたかったのかもしれない。マイリーへ捧げるタトゥーを彫らなかった理由については、「私、もうマイリーとはおそろいのタトゥー彫ってるんだよ。ティアドロップのね」と説明。さらに、インスタグラムのコメント欄が大炎上していることを嘆き、「全部読んでるの?」とバカにするコメントが書き込まれたが、それに対しても「もちろん。でも嫌なことばっかりだから、コメ欄オフにしようかと考えてる」と真面目に回答。

「みんな、嫌ならコメントなんかしなきゃいいのに。私と言葉のやりとりをしたいファンに、フェアじゃないよ。クソみたいなコメントばっかりで、ファンの声が埋まっちゃうじゃん」とぼやき、同情する声が集まった。

「Rogue」インタビューでは、デビューアルバム『NC-17』についてもコメント。「秋までには完成させたいなって思ってる。たくさんの素晴らしいライターやプロデューサーと一緒に制作したんだよ。パパの曲もあるかも。もうめちゃくちゃ恵まれてるよね。すごい才能を持っている人たちと一緒に働けて、歌詞の執筆なんかも経験しちゃって」とうれしそうに語り、ネット上から「『甘やかされてきた』とか叩かれてるけど、しっかりしてるじゃないか」「17歳で、ここまでプロ意識を持っているのはすごい」と称賛する声が上がっている。

『NC-17』からのセカンド・シングルカット曲「Stay Together」の歌詞に「Fuck」という言葉があり、内容も「めちゃくちゃ不良」だと批判され、5月に開催された『2017 MTV Movie & TV Awards』で同曲をパフォーマンスした時には、すぐ息切れして酷評されてしまったノア。しかし、今回のインタビューを読み、「彼女は大物になる予感がする」と感じた人は多いようだ。

 まだ17歳のノアの可能性は無限大。果たしてマイリーを超えることができるのか、見守っていきたい。

最終更新:2017/07/14 19:12
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