綾野剛、『フランケンシュタインの恋』6%台連発の低迷っぷり! 視聴者が離れる3つの原因

2017/06/11 15:00
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『フランケンシュタインの恋』(日本テレビ系)公式サイトより

 毎週日曜午後10時30分から放送されている、連続ドラマ『フランケンシュタインの恋』(日本テレビ系)。主演の綾野剛が120歳の怪物を演じて話題になっているのだが、ここ最近は視聴率低迷が続いている。

 同ドラマは、120年前のとある事件がきっかけで生み出され、森の奥で身を潜めて生きてきた不老不死の怪物・深志研(綾野)が、津軽継実(二階堂ふみ)という人間の女性と出会い恋に落ちる、年の差100歳のラブストーリー。綾野、二階堂以外にも柳楽優弥、新井浩文、光石研、柄本明など実力派キャストがそろい、綾野が日本テレビ連続ドラマ初主演を飾るということもあり、放送前から注目を集めていた。

「初回放送では、綾野演じる怪物に『オドオドしていて可愛い』といった声が上がり、綾野が肉体美を見せるシーンには『可愛いさと体ムキムキのギャップがヤバイ』と女性視聴者が熱狂。視聴率の方も11.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好スタートを切りました。ですが第2話で7.3%に急落し、直近の3話では6%台を記録するなど低迷が続いています」(芸能ライター)

 日本テレビ系日曜午後10時30分からの「日曜ドラマ」枠自体が弱いという意見もあるが、前クール放送の『視覚探偵 日暮旅人』は全話平均9.3%の視聴率を獲得している。『フランケンシュタインの恋』の低迷が続く原因は、どこにあるのだろうか?

「ひとつに、ストーリーの描き方が挙げられるでしょう。研は“感情が爆発すると覚醒して変態し、覚醒状態で人に触れると、その人が死んでしまうという設定。第2話では、研が120年前に怪物として生き返った直後、森の中で女性に覚醒状態で触れたところ、その女性がキノコだらけになって死んでしまい、父親から『お前は人間に近づいてはいけない』と言われるシーンが描かれました。この設定には『つらすぎて見ていられない』といった声も多いです。6月4日に放送された第7話でも、罵倒されて怒りを感じた研が覚醒するのですが『なんかかわいそうで見てられない』『ただただ、つらいドラマ。脚本家くそー!』といった声が上がっていました」(同)

 また低迷の要因は、主要キャストのキャスティングミスにもあるようだ。

「“研がかわいそう ”と思わせる綾野の演技力は評判が良いものの、二階堂の演技に対しては 、あまり良い声が聞かれません。二階堂演じる継実は不治の病を抱える人物なのですが『二階堂がピュアで病弱なキャラってのが、しっくりこない』『二階堂はミスキャスト。演技でカバーできてない。もう少し弱々しい感じの女優さんがよかったかも』との声が聞かれます」(同)

 さらに、ストーリーやキャストだけでなく、劇中に度々登場する、とあるモノも視聴者離れの原因にある。

「あとは、劇中に度々登場する大量の“キノコ”の描写について『生理的に無理』という声が多いのも原因でしょう。研は体からキノコが生えてきたり、菌を飛ばして大量のキノコを生み出したり、寝ていた布団の中では、大量のキノコが成長していたりと、同ドラマ内では、キノコが頻出してきます。視聴者からは『きのこが気持ち悪い!』『もう無理。見るのやめる。きのこキモすぎる』『キノコの印象が強すぎて、CMの綾野剛を見るだけでも吐き気を催す 。大好きだったのに、もう見れなくなった』といった声が上がり、離脱する人も多くいるようです」(同)

 11日には第8話が放送され、物語がクライマックスへ向かう『フランケンシュタインの恋』。ここから視聴率回復へ向かう策は、残っているのだろうか?

最終更新:2017/06/11 15:00
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