【連載】プウ美ねえさんのエプロンメモ

「こんな私でも付き合えますか?」プウ美ねえさんが説く、恋愛を“他人と比べてはいけない”ワケ

epumemo201706
(C)熊田プウ助

家族関係、恋愛、夫婦関係、仕事、結婚、介護、人生……サイ女読者のお悩みに“プウ美ねえさん”こと熊田プウ助が、いつもそばに置いておきたい“エプロンメモ”とともに回答します。

【今回のお悩み】
「付き合おうとすると『気持ち悪い』と感じてしまいます」
 異性から好意を持たれることが気持ち悪いです。好きな人ができて、いざ付き合うことになると「無理! 気持ち悪い!」と感じてしまいます。そのため、今までちゃんとお付き合いをしたことがありません。心の中では、世の中の恋人たちのように恋愛をしたいと思っています。でも、気持ち悪いという感情とどう向き合えばいいのかわかりません。こんな私でも恋愛できるようになるのでしょうか。(くじらおんなさん、22歳)

【プウ美ねえさんの回答】
 もしも“世の中の恋人と同じような経験値がほしい”という目的なら、やめましょう。ドラマや小説の恋人たちは、普遍的に受け入れられる美しい関係を築きますが、そうでないと商品にならないからです。そんなものは誰かが作った実体のない空想で、じっさいにはカップルの数だけ恋愛の形と価値があるのです。睦み合って満たされたい人もいれば、傷つけ合って喜びをかんじる人もいます。ひとりが寂しいという理由で付き合う人や、一生恋をせず幸せにくらす人だっています。不正解とかイレギュラーはありません。人まねではなく“涌き上がるオリジナルな欲求をぶつけたい”という時だけ恋愛しましょう。

 じつのところ、相手からの好意が気持ち悪いというあなたの感情は、特異なものではありません。好意の侵入をゆるすことで自分が損なわれるように感じたり、重荷になる瞬間は、誰にでもあることです。むりをせず「気持ち悪い」と感じつづけてよろしい。しかし人の気持ちはとてもふたしかですから、変化をおそれませんように。いちがいには言えませんが、好意を受け入れてくれる人のほうが好かれやすいものです。それはだいぶんトクなことです。

 恋愛はおたがいの要求を擦り合せる行為ですから、理想どおりには実現しません。そしてまた、理想が叶わなくても失敗ではないところがおもしろさです。問題ある人との関係が刺激的で楽しかったとか、やさしい人なのにリラックスできなかったなど、よくあります。あなた自身の印象も、人によって変わるものです。幸せの形にこだわらずに、楽しい瞬間のひとつひとつを満喫してごらんなさい。

【今月のエプロンメモ】
 第三者の評価を気にしないこと、気持ちを言葉で表すこと(「気持ち悪がらせないで」など)、それらを心がければ後悔しない恋愛ができるでしょう。もちろん和やかでないエンディングを迎えることもありますが、その場合は漫画家とか、占い師、飲み屋のママなどに転身すればモトが取れます。

熊田プウ助(くまだ・ぷうすけ)
1969年生まれ、ゲイ漫画家。都内でひっそりと飼い猫と暮らす日々を描いたエッセイマンガ『本日もおひとりホモ。中年マンガ家生活』(ぶんか社)、『世界一周ホモのたび 狂』(同)、『TOKYO中年駄ホモ生活』(同)など。

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