キャストが決まらない!

篠原涼子、松嶋菜々子、天海祐希が次々大コケ! フジの新たな被害者と予想される人気女優

2017/05/27 15:00
 

必死のアヒル口

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 視聴率低迷により、ドラマのキャスティングに頭を悩ませているフジテレビ。主役級の俳優・女優にオファーをかけても、敬遠されることが多い現状だという。特に大物から嫌がられているのが、“木10”枠だ。

 同枠の7月期の連ドラが、真木よう子主演『セシルのもくろみ』に決まったが、業界では早くも、「爆死必至」との声が上がっている。この枠は篠原涼子、松嶋菜々子、天海祐希、北川景子といった大物女優が主演しても、ことごとく1ケタ台しか取れず、すっかり“爆死”枠として定着してしまったからだ。

 同枠ドラマが最後に全話平均2ケタを取ったのは、2014年10月期『ディア・シスター』(石原さとみ&松下奈緒主演)で平均11.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。翌15年1月期に、真木が主演した『問題のあるレストラン』は、脇役陣に東出昌大、二階堂ふみ、高畑充希、菅田将暉、松岡茉優、杉本哲太といった豪華キャストをそろえながらも、平均9.3%止まりだった。

 それ以降、“木10”ドラマは、どんな大物を主役に据えても不振が続き、9期連続で1ケタ台。今期の桐谷美玲主演『人は見た目が100パーセント』は、第7話までの平均が6.7%と低迷中で、10期連続1ケタ台で終わるのが確実な情勢だ。

 7月期にオンエアされる『セシルのもくろみ』の原作は、主婦層に絶大な人気を誇るファッション誌「STORY」(光文社)で、08~10年に連載された唯川恵の同名小説。自分を着飾ることに興味がなく、日々の小さな幸せに満足している専業主婦・宮地奈央(真木)が、ファッション誌「ヴァニティ」の編集デスクにたまたま読者モデルとしてスカウトされたことから生活が一変。“自分を美しく見せること”自体に抵抗を感じていた奈央だったが、タッグを組むことになった崖っぷちのライターや、美しさとプロ意識で他を圧倒するトップモデルらと接していくうち、徐々に新たな世界の扉が開いていき、それまで感じたことがなかった価値観を見つけていく……というストーリーだ。

 脇を固めるのは、吉瀬美智子、伊藤歩、板谷由夏、長谷川京子ら。脚本は、同枠前期の『嫌われる勇気』(香里奈主演)を爆死に導いた1人である、ひかわかよが担当する。

「この枠は、何をやっても、結果が出せない泥沼状態に陥っています。よほどインパクトあることをやって、しっかりしたドラマをつくらない限り、数字は取れないでしょう。真木は演技派女優ですが、どちらかというと“脇役”で輝くタイプ。フジはその点に関して、『問題のあるレストラン』がパッとしなかったことから、十分理解しているはずなのに、主役の引き受け手がなかなかいないため、やむを得ず、真木にオファーしたのではないでしょうか」(テレビ誌関係者)

 フジ“木10”ドラマの連続1ケタという不名誉な記録は、『問題のあるレストラン』からスタートしただけに、真木自身の手で更新を止めたいところだろうが、現実はそうそう甘くはなさそうだ。
(田中七男)

最終更新:2017/05/27 15:00
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