これも便乗商法?

“羽生結弦バブル”に群がる出版界、ほぼ無許可で粗製乱造される特集雑誌がバカ売れ!

日本スケート連盟も問題視

 そうしたお祭り状態の中で羽生関連の雑誌は増えていったが、その中で、如実に質の差が現れ始めた。

「普通の神経を持った編集者なら、特集ならともかく、いくら売れるといっても定期誌で同じ人間を表紙にし続けることはありません。芸能誌でいえば、いくら売れるといってもジャニタレばかりを表紙にしないようにね。それに、予算をケチって専門のライターではなく、にわかファンやネットで情報を集めただけの人間に記事を書かせる媒体も出てきたので、間違いも多いし、内容の厚みにも差が現れます。

 フィギュア専門のライターからは、『連盟や選手の許可のない本に関わっていることを知られたら、今後取材ができなくなる』と、この手の雑誌は見放されていましたね」(出版社社員)

 連盟に取材・撮影の許可を取って特集を作る雑誌がある一方、このような雑誌も出版されている。実際、こうした動向を連盟も問題視しているようで、「ある出版社は連盟から警告を受けたというウワサですよ」という(同)。では、そうした雑誌は、どのように確認すればいいのだろうか?

「主な方法は2つ。ひとつ目は写真のクレジットです。海外での大会ならともかく、スポーツ関連の出版社なら、国内の大会では必ずリンクで自分たちの写真を撮ります。アフロなど通信社系の写真だけで誌面を構成している本は、クレジットに通信社名が入っています。自分たちではリンクでの取材許可をもらえない、あるいは許可を取る気がないということです。もうひとつは、関係者の取材記事がまるでないことや誤表記が多いこと。羽生本人の取材は難しいにしても、彼の後輩である宇野昌磨のように、一緒にフィギュア人気を支える選手や、裏方で活躍している人はたくさんいます。そうした人たちに取材もせず、申し訳程度に『注目選手』とかいうタイトルで、取材コメントのないペラペラの記事を書き、羽生の写真ばかり載せている本は、怪しいですよね。もちろん、この2つが絶対ではありません。連盟の許可を得た上で通信社の記事や写真を買い上げている出版社、媒体もありますからね」(N氏)

 スポーツ誌、老舗雑誌が取材した羽生の特集雑誌を出版し始めた時期、連盟を通さず羽生の特集雑誌を作っていた出版社、編プロの中には「真似しやがって」とあきれるようなことを言う編集者もいたという。

 羽生を応援している人々にとっては、雑誌を通じて彼の活躍を見ることができるのはうれしいだろう。しかし、彼の人気や活躍に便乗して不誠実な本が出版されていることを知り、見極める目も養ってほしい。

写真さえあれば売れるってことか……

しぃちゃん



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