格差広がる?

JYJユチョンの結婚の影響は? 東方神起とのライバル構図は崩壊か

2017/05/04 15:00
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JYJ公式サイトより

 反日を表明する候補者たちが大統領選を争うなど、日韓関係にはキナ臭い匂いが漂う一方、JYJのジェジュン、東方神起のユンホらトップアイドルが次々に除隊するなど、韓流ファンにはうれしいニュースもあった。そんな中、JYJのユチョンが韓国でも有数の食品ブランド・南陽(ナムヤン)乳業の令嬢ファン・ハナ氏との婚約を発表した。

 近年ではファンも応援する芸能人に寛容になり、一時は「〇〇ロス」など嘆きの声も上がるが、それが落ち着けば祝福する傾向にあった。しかし、ユチョンの結婚に関しては、祝福よりも、あきれや戸惑いの方が多いようだ。

「相手が悪かったでしょうね。結婚相手に関して、最初は『一般女性』とだけ報じられましたが、後に大企業の令嬢だと判明し、一気に心証が悪くなったように思います。パク・クネ前大統領とチェ・スンシルの癒着が発覚したとき、大統領の支持率が下がりましたよね? 以前から韓国では官民の癒着が社会的な問題で、財閥が利権を独り占めしていたことから、一般市民は財閥に対して憎悪に近い感情を抱いています。財閥令嬢と婚約したからといって一気にユチョンからファンがいなくなることはないでしょうが、複雑な気持ちを抱いている人は多いのではないでしょうか」(芸能関係者)

 もうひとつ、この婚約発表が物議を醸す原因は、発表のタイミングだ。兵役は韓国男性の義務であり、兵役中は真摯に職務に従事するのが当然のこと。ただでさえ、ユチョンは入隊中に起こった性的暴行疑惑をデマだと立証したばかり。安心していたところに今度は突然の婚約発表と、ファンが戸惑うのも無理はない。

「婚約を知ったとき、私たちも『なぜ入隊中に発表したの?』と頭を抱えました。ユチョンやジェジュン、東方神起のユンホ、チャンミンなど、単体でも日本で雑誌を売れるパワーのあるトップアイドルが入隊した2015年は、業界に『これから誰の特集で雑誌を売る?』という雰囲気が漂ったんです。17年にはJYJのジュンスやBIGBANGのT.O.Pなどが入隊しましたが、16年末にはジェジュンが除隊して活動を再開。さらに東方神起のユンホが4月20日に除隊し、ユチョンも8月に除隊を控えていて、『これから盛り上がるぞ!』となっていたタイミングでこの事態ですからね。例えば、除隊して活動を再開してから『実は結婚することにしたんです』と発表すれば、お祭りムードに押されて祝福する方向に誘導もできただろうに……。発表のタイミングをタレントと調整できなかった事務所に対する不信感もあります」(韓流ライター)

 もうひとつ、韓流関係者が心配しているのは、これによって東方神起とJYJの人気の差が開いてしまうことだ。

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