BEGINファンがキレた!

「神聖なフェスに出すな!」藤原さくら、沖縄音楽ファンから「ゴリ押し歌手不要」と猛批判

2017/04/27 16:43
fujiwarasakura1011
「Soup」/ビクターエンタテインメント

 アミューズ所属の若手シンガーソングライター・藤原さくらのゴリ押しに、3人組人気バンド・BEGINのファンが激怒しているという。というのは、6 月24日に沖縄県嘉手納町兼久海浜公園で開催される「うたの日コンサート2017」に、藤原の異例の出演が決まったからだ。

 沖縄・石垣島出身のBEGINは、6月23日の「慰霊の日」翌日を「うたの日」と制定し、2001年から沖縄県下で、毎年「うたの日コンサート」という一大音楽フェスティバルを開催している。「うたの日」に近い日程で行われる同イベントには、BEGINを始め、沖縄出身のアーティストが多数出演することから、沖縄系音楽のファンから絶大な支持を受けており、遠方から駆けつける熱狂的なファンも多いのだ。

 そんな「うたの日コンサート」に、沖縄とは縁もゆかりもない藤原が出演するとあって、「沖縄とは何の関係もない無名歌手の歌なんて、聞きたくない!」「神聖な『うたの日』に、アミューズのゴリ押し歌手なんて出さないで!」などと、ファンの怒りを買っているという。過去に沖縄出身ではないアーティストが出たことはあるが、忌野清志郎、南こうせつ、さだまさしといった“超大物”に限られていただけに、まだ駆け出しでかつ知名度の低い藤原の出演に、嫌悪感を覚えるファンは予想以上に多い。

 藤原はBEGINと同じ事務所アミューズに所属しており、同社が「うたの日コンサート」の企画・制作しているため、“ゴリ押し”出演といわれても、致し方なさそうだ。

 藤原といえば、インディーズを経て、15年3月にメジャーデビュー。16年4月期のフジ月9ドラマ『ラヴソング』では、演技未経験者ながら、同じ事務所で主演を務めた福山雅治の相手役に大抜擢を受けた。さらに、同6月リリースのファーストシングル「Soup」が、同ドラマの主題歌に採用され、ネット上で「アミューズのゴリ押し」と大バッシングされたのは記憶に新しい。あいにく、同ドラマは平均8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と大爆死、当時の月9ワースト記録を更新してしまい、事務所の「新スター誕生」という思惑はかなわなかった。

 藤原のゴリ押しは、これにとどまらない。3月29日にリリースしたセカンドシングル「Someday/春の歌」の「春の歌」が、映画『3月のライオン』後編(4月22日公開)の主題歌になったのだ。同映画の主演は、アミューズ所属の神木隆之介のため、ネット上では「バーター」と批判されている。

 同シングルは、オリコンの「週間CDシングルランキング」で、発売初週こそ11位に食い込んだものの、2週目では36位に急降下。3~4週目では50位圏外に消え、売れ行きはサッパリの惨状で、アミューズのもくろみはもろくも崩れたようだ。

 たびたび、“ゴリ押し”が話題になる藤原。5月10日にはセカンドフルアルバム『PLAY』がリリースされ、同27日からは全国ワンマンツアーが開幕する。それに合わせて、同上旬には『MUSIC FAIR』『Love music』(ともにフジテレビ系)、『シブヤノオト』(NHK)などの地上波音楽番組に立て続けに出演する予定。BEGINファンを敵に回してしまった藤原だけに、事務所の猛プッシュが、“悪あがき”にならなければいいのだが……。
(田中七男)

最終更新:2017/04/27 16:43
Soup
BEGINファン、なんくるないさ精神なさすぎ~!
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