[女性誌速攻レビュー]「CLASSY.」5月号

「CLASSY.」の「パリっぽい」特集第二弾、前回に増して雰囲気とアイテムだけのスカスカな中身に

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「CLASSY.」2017年5月号(光文社)

 今月号の「CLASSY.」(光文社)、特集は「この春も気分は『パリっぽい』!」です。リードによりますと「大好評だった昨年12月号の特集『「パリっぽい」が今っぽい!』から引き続いての第二弾です」。マジですか。てっきり“グッバイこなれ”したものの、これといった次の一手が思い浮かばないゆえに、「とりあえずパリ出しとけ」なんだと思ってました。

 12月号では「パリっぽい」「今っぽい」の「ぽい」が、なんとも「CLASSY.」という雑誌を体現していると実感していましたが、第二弾もやっぱり「ぽい」推し。しかも12月号ではまだうっすらとあったパリ的な“思想”は皆無、「かごバッグひとつで簡単パリジェンヌ!」「骨格別・あなたに似合うパリっぽい服」というページが並ぶように、「アイテムと雰囲気だけでパリっぽさをガンガン出していこうぜ」という「CLASSY.」らしい心意気が光る特集となっています。

<トピックス>

◎特集 この春も気分は「パリっぽい」!
◎誰からも好かれるのは「機嫌がよさそうな顔」
◎「幸せそう」はふんわりヘアから生まれる!

■世界観を疑わない方が幸せなのかも……

 この特集の“ぽさ”を最も体現しているのが、「休日はぺたんこ靴をはいておいしいパン屋さんへ」。リードには「カジュアルなのに女らしいパリジェンヌは、リラックスしたい週末服のいいお手本。そして力の抜けたオシャレを楽しみながら、お散歩がてら美味しいパンを買いに行けたらもっと幸せ」とあります……。パリジェンヌ→バレエシューズ→ブーランジェリー。このベタすぎる思考の連鎖を、平成も30年近く経過した世の中でやる。真正面からやる。それが「CLASSY.」なのです。

 パリジェンヌ風コーデを着こなしたモデルが、実際に話題の美味しいパン屋さんへ。もはや「CLASSY.」というより「OZ magazine」(スターツ出版)の世界です。でも一方で、ためらいもなくバレエシューズにボーダーにハンチングを被って、ブーランジェリーのテラス席に座って、カフェオレとクロワッサンを満喫できる――そういう人こそ真の勝ち組なのではないかと思うのもまた事実。

 疑わず、その世界にどっぷり浸かる。その精神がないと読み進められないのが、「CLASSY.」の着回し企画です。今回もぶっ飛んでます。「『もしもパリジェンヌが東京を旅したら…』4月の着回しDiary」は「パリジェンヌ」と言い張る完全な日本人モデルが、パリで撮影してくれた男性カメラマンを忘れられずに東京にやってくる……というストーリー。

 最初に申し上げてしまいますと、最終日にカメラマンと出会います。ちょっとパリジェンヌ、東京の人口をご存じですか。1,360万人ですよ! 無計画にもほどがあるぞ! しかも「今どき東京な写真を撮って帰ろうと足を延ばしたスクランブル交差点。あそこで私を見ているのは…」と、まさかの渋谷のスクランブル交差点で奇跡の再会を果たすのです。ドラマ『世界で一番君が好き!』(フジテレビ系)か!! 浅野温子と三上博史がスクランブル交差点でキスするあれか!!

 パリは女を狂わせると言いますが、「パリという名のもとであれば女性誌はどんな暴挙も可能にする」という真理に気づかされただけで、毎度のことながら着回しコーデは一切頭に入ってきませんでした。

ボーダーってもはやフランスのイメージではなく、cobaのイメージでは?

しぃちゃん



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