[連載]イケメン図鑑

映画『ひるね姫』の満島真之介さんに直撃♪ 夢は“胸キュン系”アニメの吹き替え!?

2017/03/16 17:00

――プロデューサーにもなれそうな目線ですね。仕事を楽しまれているようですが、私生活ではどんなことに興味があるのですか?

満島 おしゃべりです(笑)。僕は、こんな感じでずっとしゃべっているのが好きなんですよ。討論でも打ち合わせでもない、ゴールのないおしゃべりが好きです。話題は何でもよくて、例えば「この水のペットボトルのデザインは何で青いんだ?」「緑でもいいじゃないか」「でも、緑はお茶のペットボトルに多いよね」なんて他愛もない話から、「ペットボトルのない社会というのはどうなるだろう」と、どんどん話が深くなっていくんです。まったく話が尽きません。

 そもそも、満島家は僕だけでなく父も話好きなので、おしゃべりが絶えない家族です。家族間で自分の目標について語ったり、お客さんが来ると必ず顔を出しておしゃべりしたりしていました。子どもの頃、大人の話を聞くのが大好きでした。自分は体験していないことも、時代を超越して楽しめますから。また、会ったことない人や、もう亡くなった著名な方の言葉は本を通して学んでいます。今、自分の中では開高健さんがブームで、ほかに金子光晴さん、山之口貘さんも読んでいます。本を通して人生を知るのが最近の喜び。でも信じられないですよ、20歳まで小説ひとつ読んだことなかったのに(笑)。

――では最後に、『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』への思いを聞かせてください。

満島 いろんな年代の方に見ていただきたいですし、海外の人、世界中の人に見てほしいですね。そして見てくださった方に感想を聞きたい。正直、劇場の前に立って出てきた方、一人ひとりとおしゃべりしたいくらいです(笑)。ぜひ、感想をいろいろ聞かせてください。

映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』
岡山県の女子高生のココネの特技は昼寝。でも、あるときから同じ夢を繰り返し見るように。そして、東京オリンピックの3日前、突然、父が警察に連行されてしまい、戸惑うココネ。「なぜ?」と、次々浮かび上がる謎を解く鍵が自分の夢にあると気付いた彼女は、幼なじみの大学生モリオを頼って、父を助けるために東京へ!
公式サイト

満島真之介(みつしま・しんのすけ)
1989年、沖縄生まれ。2010年舞台『おそるべき親たち』で俳優デビュー。ドラマ『梅ちゃん先生』(NHK)、『恋愛時代』(日本テレビ系)、映画『オーバー・フェンス』、『ひるね姫』など。最新作は『無限の住人』(17年4月29日公開予定)『忍びの国』(17年7月1日公開予定)。

最終更新:2017/03/16 17:08
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満島家はそろって話好き……なるほど……
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