[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

夕食や子ども弁当、イオンの話でママ友と盛り上がるオレの評価は「マジおばさん」!

2017/01/23 19:00
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(C)倉田真由美

 1月も中旬になりましたが、今回が新年1回目。というわけで、今年もよろしくお願いします! このコラムは娘ココが産まれてから続いているので、今年で8年目。この調子でココが成人するまで、結婚するまで続けるか! いや、その頃になるとココ本人が「やめてくれ!」と言い出すかもな……。それはそれで面白いからまた書きますけど!

 年明けすぐに近所の公園で「火祭り」という30年近く続いている、どんど焼きや消火隊演習などを兼ねたイベントがあったのですが、この祭りは地域の町内会とココの通う小学校のPTA会員が仕切っているんです。オレはPTAの会員になっているので(今回初めて知った!)いつの間にかこの祭りの担当になってたんですよ。正月明け、携帯電話に見知らぬ番号から着信があったので出てみると、とある保護者から「火祭り担当の確認電話です。当日よろしくお願いします。叶井さんは缶ぽっくり担当なので、当日はハサミと軍手を忘れずに! そして連絡網の通り、叶井さんも回してください」というじゃないですか。なので、オレも連絡網の通り、次のママに電話しましたよ。

 「缶ぽっくり担当者は、ハサミと軍手を用意してきてください」と伝えると、そのママさんは「当日の缶が足りないという話があったので、いくつか缶を持っていきますね」という。「足りないなんて聞いてないですよ?」「あれ? 前回の打ち合わせ時に、そういう話が出てましたよ」「え! その打ち合わせは出てないです……」「あ、じゃあ大丈夫です!」と電話は切れた。打ち合わせがあったのか、知らなかった。学校からの連絡事項はマメにチェックしてたんだけど、抜けてたのかなぁ。妻くらたまに聞いても「学校のことは全部あんたがやってるから、私は知らないよ」で終了。今年は抜けがないようにチェックしなければ!

 火祭り当日、1~6年生までの祭り担当のママさんが公園に集合して、缶ぽっくりの作り方を聞き、役割を相談。ちなみに缶ぽっくりというのは、缶詰の空き缶に紐を通して作る、簡単な竹馬みたいなもの。オレは缶に釘で穴を開ける担当になりました。ほかにもコマ作り、輪ゴム鉄砲作りがあり、子どもたちは楽しそう。というか、長年この公園に通っているけど、こんな祭りがあるとは知らなかった! まだまだ近所には知らないことがあるんだな~。

 缶ぽっくりですが、意外にも子どもたちに人気で、次から次へと「おじちゃん、穴開けて!」と子どもたちがやってくる。寒空の下、オレはひたすら缶に穴を開け続けましたよ! その間、くらたまとココはコマ回しやらで遊びまくってるし! 昼になると、缶ぽっくりを仕切ってるママさんが「みなさん、無料で雑炊が出るので順番に食べてください」とおっしゃる。人件費の代わりに雑炊ということですね。雑炊を食べながら、そばにいた見知らぬママ2人と雑談してみた。

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