サイ女の朝ドラ通信

『べっぴんさん』さくら、母・すみれとの確執で家出! 存在感ゼロの父親・紀夫は視聴者人気暴落?

2017/01/20 14:50
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『べっぴんさん』(NHK)公式サイトより

ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(火・金曜日)お届けします!

『べっぴんさん』(NHK総合/月~土、午前8時) 戦後の焼け野原の中、坂東すみれ(芳根京子)が家族のため、そして女性たちのために子ども服づくりに邁進していく物語。神戸に本社を置く子ども服メーカー「ファミリア」の創業者たちの軌跡をモチーフにしている。

■1月18日(水)/88話~1月20日(金)/90話
 88話では、朝ごはんを一緒に食べると決めたにもかかわらず、翌日の朝さっそくその約束を破ったすみれに、不満を感じる娘・さくら(井頭愛海)の姿が描かれた。さくらが、すみれの姉・ゆり(蓮佛美沙子)が、子どもの世話をしているのを見て「家族みたい」と呟くシーンには、視聴者から「母と娘がすれ違いすぎていて切ない」「事態はかなり深刻だな……」など、心配の声が噴出した。

 89話で、誕生日にジャズ喫茶・ヨーソローを訪れたさくらが、同店の常連たちからサプライズで祝福される。感激したさくらは、そのまま再びナイトクラブへ。帰りが遅いさくらを心配したすみれもナイトクラブを訪れるが、そこで偶然居合わせた栄輔(松下優也)と10年ぶりに再会。すみれの夫・紀夫(永山絢斗)が戦争で不在の間、すみれを支えていた栄輔とすみれの再会に、「栄輔くんが、すみれとさくらをつなげてくれそう」「子育てが大変だった時、すみれの近くにいた栄輔くんだからこそ、母と娘の溝を埋めるきっかけを作ってくれるはず」と期待を寄せる視聴者が続出した。

 90話ですみれは、さくらをナイトクラブから強引に連れて帰ろうとして、思わず手をあげてしまう。翌朝、さくらと和解しようと部屋に入ると、ベッドはもぬけの殻だった。その日、栄輔が菓子折を持ってキアリスを訪れ、紀夫に対し、「さくらちゃんにナイトクラブで会った」と伝えるシーンに、視聴者は大興奮。「栄輔、紀夫に釘を刺しに来たのかな?」「自分の方が、すみれとさくらを幸せにできたのにって思ってそう」との声が飛び交った。さらに、「紀夫はパパって感じがまったくないんだよな~~」「存在感がなさすぎる」「お父さん、母と娘の間に入ってやれよ」など、何もしない紀夫に不満の声も上がっていた。

 90話ラストで、「家を出る」というさくらの書き置きを見つけたすみれ。すれ違ったままの2人がどうなっていくのか、そして栄輔がどのような役割を果たすのか、視聴者の期待は高まる。

最終更新:2017/01/20 15:00
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