【連載】知られざる女子刑務所ライフ4

元女囚が明かす、刑務所の「臭い飯」の実態! 誰ですか、「ムショ飯はうまい」なんて言ってるのは?

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中野瑠美さん

 覚せい剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。

■塀の中の一番の楽しみは食事

 この冬は例年以上の寒さですね。風邪やインフルエンザなどでダウンされている方も多いと思います。「ムショは寒い」と言われてきましたが、最近の新しい刑務所は比較的快適なようです。でも、長野刑務所(長野県須坂市)に収容されていたホリエモンさんは「めっちゃ寒かった」とおっしゃっていましたね。長野はホンマ寒いと聞いています。まあ、女子刑務所は快適とまでは言いませんが、冷暖房も入るので男性刑務所よりはマシですが。

 そんな不自由な生活での一番の楽しみは、やっぱり食事です。食事も受刑者が作っています。たまに調理関係の仕事の経験者もいますが、基本的にプロが作ってるわけではないのです。ムショでは基本的に三食ごはん、白米が3割くらいの麦飯で、ぶっちゃけおいしくないです。白米も古米です。今は麦の方が値段が高いそうですから、実はイヤガラセかもしれません。

 朝食は、どんぶりごはんと味噌汁、つくだ煮、ふりかけなどの簡単なおかずです。昔は、ヤクルトやヨーグルトがついてきてましたが、禁止されている「食べ物のやりとり」の違反が多いので、なくなりました(涙)。昼食は、どんぶりごはんに、メインのおかずと副菜が2種類くらいつきます。夕食も同じような感じですが、レトルトのカレーやシチューが出ることもあります。

 このムショ飯については、最近は刑務所や拘置所によっては工夫をしていて、メディアでも紹介されることが多くなりました。たとえば男子刑務所なら、網走刑務所の受刑者が育てた「網走監獄和牛」は「A5」クラス(日本食肉格付協会の最高ランク)の評価がつくものもあるそうです。塀の中ではごくたまにしか出ないらしいですが。府中刑務所のコッペパンも有名です。これらは「矯正展」などのイベントでシャバの人も食べることができますが、大人気なのでコッペパンは2時間待ちも珍しくないです。岐阜刑務所の「味噌煮込みうどん」も、おいしいそうですよ。

 でも、並んで食べるほどのものとは思えないですけどね。それに和牛の焼き肉やパンが毎日食べられるわけはなく、ふだんはかなり味気ないです。麦飯は二度と食べたくないですね。

 私も、月に何回かのパン食の日は、とても楽しみでした。お菓子も自由に買えないので、ジャムなどの甘いものは貴重なのです。シャバでは甘いものを食べない男性も、ムショではなぜか、おしるこなどをおいしいと思うそうです。ものすごく規制された世界だからかもしれませんね。

刑務所専用のお菓子があるわけじゃない

しぃちゃん



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