先輩ママのネガティブな次回予告「産まれてからの方がもっと大変だよ」は何を意味しているのか

我慢して付き合っていたけれど、妊娠後期、さすがに耐え切れなくなってきた。
産科医にも笑われるほど私のお腹は大きくなり、それだけに身体のあちこちにガタが来ていた。

個人的な事ではあるが、並行して引っ越し・結婚式の準備なども重なり、やることは多かった。その中で9カ月半まで仕事をしていたので、肉体的にも精神的にも限界が近いように感じていた。

臨月には恥骨の激痛により歩けなくなるし、身体はへとへとなのに夜中は1時間ごとに尿意で起きてしまうから寝不足……。

そんな時期に送られてきた子持ちの友人からの「どう?」に対して、すんなり今の心情を返してしまった。

「つらい」、と。

すると、彼女たちは口を揃えてこう言った。

「産まれたらもっと大変だよ」

要は、【子供が産まれたら、その世話でロクに睡眠もとれないし、ストレスは溜まるし、臨月のあなたのそんな辛さなんかよりずーっと大変な思いをする】、ということらしかった。

どうして“断言している”んだろう、と思った。

エピソードを語る意味で「私は出産後の方が大変だった」と言うのは(そのときの私は聞きたくなかったけれど)自由だ。

自分が一度や二度の妊娠生活を送ったことがあるとしても、一度めと二度めがそっくりそのまま同じに進まないのと同じで、他人の妊娠出産と自分の妊娠出産は当然、異なる。同じ体験をしているようでいて、ひとりひとりまったく別ものなのだ。

だからまず、「断言される」ことへの違和感が募った。

それに、どこに「辛さ」を感じるのかだって人それぞれだ。

「痛い」「痒い」「眠い」「重い」……妊娠にまつわるトラブルは本当に多岐にわたる。

私は、22キロも増えた身体が「重」く、そのせいで股関節が壊れそうに「痛い」と感じたけれど、それ以上に、皮膚が敏感になったことで「痒い」ことが一番辛かった。

だから、痒さが酷ければ酷いほど、「大変な思いをしている妊婦だ」と思ってしまう。

でも、私に取ってはそこまで辛いポイントにはならなかった「痛い」が酷い妊婦に対して「痒くなくて楽だ」とは決して思えない。

しかし彼女たちは、そういった事もモロモロ含め、絶対に「産まれてからの方が辛い」と言い切っていた。

いちいち「これからあなたの歩く道は、もっと大変だよ」とネガティブ次回予告を繰り返されることは、呪いをかけられているに等しい。



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