【うわさの会見場から】

石原さとみ、本田翼、ざわちん……芸能記者の失笑を買った、2016年の珍会見とは?

2017/01/03 15:00
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とにかく語りたがる女だった石原さとみ

 ベッキー&ゲスの極み乙女。川谷絵音を皮切りに相次いだ数々の不倫騒動、SMAP解散、成宮寛貴芸能界引退などビッグニュースが多かった2016年の芸能界。一方で、毎日、粛々と開催されていた芸能イベントの中には、世間一般ではほとんど話題にならなかったものの、マスコミ関係者の間で失笑を買い、密かに話題になった会見がいくつもあったという。今回はそんな会見を、芸能記者らに聞いた。

 最初に挙がったのが、石原さとみの登場した『美的ベストコスメ大賞』贈呈式だ。石原は会見やトークイベントにおいて、「長いたとえ話や、観念的な語りをすることが多々ある。石原の発言を、文字数の限られた中で原稿にしなければいけないのは、非常に困難な作業」(ウェブニュース記者)との声が、以前から記者の間で上がっていたという。

「これまでも、“理想の男女関係”を水平線のたとえを用いて長々と語ったり、『マイク、カメラなども意思があって物体化しているので、その思いがわかるようになりたい』と語るなど、会見で数々の“さとみ語録”を残してきた石原ですが、今年12月に行われた『美的ベストコスメ大賞』贈呈式では、石原の“長いたとえ話シリーズ”の新作が聞けました。要約すると“友人と行った懐石料理屋で、エビイモの最後の1つを友人にゆずったら喜ばれた”という、なんてことのない話なのですが……そこから石原は、理想の女性像に話を発展させ、最終的に『一番おいしいところを人にあげられる女性になりたい』という結論に至ったんです。記者たちは『何気ない日常をドラマチックに長々と語らせたら、彼女の右に出る者はいないよね……』と笑っていましたよ」(同)

 続いて挙がったのは、ざわちんらが出席した、11月開催の『ハリー・ポッター』シリーズ最新作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のジャパンプレミアだ。

「大作洋画のジャパンプレミアは、来日キャストがメインのゲストとなりますが、盛り上げ役として、華やかな日本人ゲストが呼ばれることもあります。しかし、同イベントの日本人ゲストは、かなり謎すぎる人選だったんです」(映画ライター)

 主演の英人気俳優エディ・レッドメインより先にレッドカーペットを歩いた日本人メンバーは、ざわちんのほか、永野、熊切あさ美、内山信二、へぇ(読者モデル・ぺぇの友人)、動物戦隊ジュウオウジャーのスーツアクターなどだったという。

「エディより話題になるタレントは呼べないことは理解できますが、なぜよりによってこのような面々だったのでしょうか。報道陣は、陰で『意味不明すぎる』『どうしてこんなメンツになっちゃったの?』などと失笑しており、逆に印象に強く残るイベントとなりました」(同)

 最後に、12月に行われた、本田翼が登場した映画『土竜の唄 香港狂騒曲』のイベントが挙がった。

「主演の生田斗真が、裸ありの体当たり演技を見せ、本田ら女優陣とのお色気シーンもあるという同作。生田が“前貼り”について話していると、本田が突然『前貼りってなんですか?』と無邪気な質問をしたんです。生田は『収納術です』とオブラートに包んで、うまく返答していましたが、現在24歳、女優歴5年の本田が、『前貼りを知らないなんてあり得るの?』『天然ぶりっこをしてるんじゃない?』などと、報道陣は失笑混じりに騒然としていました」(スポーツ紙記者)

 2017年も、数々の“珍会見”が開かれることを期待したい。

最終更新:2017/01/03 15:00
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