女性向けAVはどう進化した?

「素人男子の台頭」「マッサージモノが人気」女性向けAVカルチャーの進化“4大トピック”

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 2009年、雑誌「an・an」(マガジンハウス)の付録としてリリースしたシルクラボ製作のDVD……女性向けAVの歴史はここから始まったといえます。それまでもAVを見る女性がいなかったわけではありませんが、女性のハートに届く、もしくは女性が安心して見られるAVが登場したことで、その裾野は拡がりました。同年はバラク・オバマ氏がアメリカ合衆国大統領に就任した年……と考えると、一時代めぐった感があります。その間に少しずつ、でも確実に成長した“女性向けAV”の変遷を追ってみましょう。

■topic1:女性向けAV男優は、もはやエロメンだけじゃない
 ルックスはアイドルや若手俳優に引けをとらず、けれど素敵なセックスシーンを見せてくれる……“エロメン”の登場はそれだけで事件でしたが、「街角セクシーイケメン(以下、イケメン)」が加わった現在、ユーザーが俳優を“選ぶ楽しさ”はかつての比ではなくなっています。

 イケメンとは、アダルト動画配信サイト「GIRLS’ CH」のスタッフが街でスカウトした男性たち。大胆なベッドシーンも見せるエロメンと比べると、イケメンが登場する動画はラブシーンまでのため性表現はソフトながら、ルックス&キャラ、持ち前の個性で女性を魅了する面々がそろっています。小柄で華奢で大きな目、チワワを思わせるルックスで小悪魔感No.1の渡部拓哉さん、現役ボクサーならではの長身×マッチョとやんちゃな性格で魅せる北澤剛さん……と安定株だけ見ても、その振り幅の広さに驚かされますが、その後も続々と新人が発掘されています。

 一徹さんや月野帯人さんは男性向けAVで活躍後に、女性向けAVという新ジャンルへと乗り出してきたパイオニアですが、いまやAV未経験の男性が、最初から女性向けAVにアクセスする時代。役者として活動するなかでエロメンにも表現の場を見出した有馬芳彦さんや、イケメンとして人気を博した後にエロメンへと転身した北野翔太さんのような存在に新時代を感じます。

 さらに気になるのが“名前のない男たち”です。2000年代初頭、企画AV女優の実態に迫った書籍『名前のない女たち』(中村敦彦著、宝島社)がヒットしましたが、それと同じく、企画のために声をかけられ、カメラの前でギリギリの裸体をさらす彼らは、「GIRLS’ CH」のサイト内で“街角素人男子”と呼ばれます。

 素人……筆者は初めて同サイトでこのワードに出会ったとき、少なくない驚きを感じました。AVでも性風俗でも、日本の男性は「プロの仕事」より「素人っぽさ」に興奮を覚える人が多いといわれています。自分が女性より上位にいることで主導権を握りたいという欲望や、男性経験が少ないことに価値を見いだす嗜好の表れですが、「初々しい反応を見たい」というシンプルな欲求もあるのでしょう。その点においては、女性にも同様の欲求が潜在していたようです。

 街角素人男子たちは、どこの学年にも必ず数人はいる大学生風だったり、隣の課に配属されてきた新入社員っぽかったり。その“普通さ”にかえってイマジネーションが刺激されます。男性の嗜好に女性が追いついた、という意味ではなく、エロメン&イケメンに慣れてきた女性たちのなかに、男性の初々しさを愛でるという“余裕”のようなものが生まれてきたのだと感じます。

 しかし同時に、しみけんさんや森林原人さんといった一般的な男性向けAVで活躍する男優への注目が高まっている現象も無視できません。もともと個性が強く発信力もある彼らですが、女性にとってAVを見ること自体のハードルが高かった時代には、その魅力をキャッチできませんでした。

 与えられた存在に対してときめくだけではなく、嗜好やその日の気分で男性を選ぶ……女性がより能動的にAVを、そして男優を愉しむようになったのではないでしょうか。

「素人街角男子」ほど胸が高鳴る六文字ってないわ

しぃちゃん



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