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中居「何事もなかったかのように」発言、朝日新聞にSMAP広告! SMAP&ファン激動の1年

2016/12/31 08:00

★解散発表後、ファンと交流しないまま12月に
 1996年にスタートし、解散に伴って12月26日に最終回となった『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)。代表的コーナー「ビストロ SMAP」は、数年前よりSMAPのファンクラブを通じて観覧客を募集し、“公開放送”形式で収録が行われていた。ところが、1月の報道以降は番組協力が廃止になり、多くのファンが“生のSMAP”と会えない状況に。後に同コーナーの番組協力は、「VTRの視聴とお客様の音(笑い声や拍手など)収録」というスタイルに変わり、2月下旬からは中居が出演する『のどじまんTHEワールド! 2016春』(日本テレビ系)や、草なぎ剛&香取慎吾が出演する『スマスマ』の1コーナーで観覧募集が再開。しかし、5人での収録は公開されぬまま、8月の解散発表後は声の収録もストップ。以降の放送では、すでに録音済みの“お客さんの声”をかぶせていたようだ。

 さらに、解散発表と同時に、メンバーがファンにメッセージを伝える機会も減少。12月26日には公式携帯サイト・Johnny’s webで、香取が連載していた「SD 慎語事典」の休載が明らかになった。16年の元日以来に更新された同コーナーで、香取は「また、この様な場所で皆様と心の交信が出来る日を切に願っています」と、ファンへメッセージ。香取が自分の意思で更新をストップしていたのかどうかは不明ながら、最後までファンとSMAPの関係性が分断されたような状態のまま解散となってしまった。

★SMAPファン、さまざまな手法でアピール
 メンバーへ声援を送ることや、応援の気持ちを伝えることのできないファンは、ラジオ番組などにお便りを送っていた。また、有志で集まった約70名からなる署名活動プロジェクト「5☆SMILE」の直筆署名は「37万3,515筆」も集まり、メンバーの誕生日やデビュー記念日(9月9日)には東京新聞の「TOKTOK」ほか、地方紙の伝言板コーナーにお祝いコメントが掲載された。

 デビュー日には、SMAPが過去にイベントを開催した埼玉・西武園ゆうえんちに多くのファンが訪れ、都電荒川線を貸し切りにして“SMAP愛”を主張するファンの姿も報道された。さらには、『スマスマ』最終回の12月26日は、同番組で毎回、震災支援を呼び掛けていたSMAPに対するお礼として、ファンが市電を貸し切り、「SMAP25周年&熊本復興市電『てをつな号。』」が熊本の街を走行したという。

 なおもファンはSMAPへの熱い思いを届けるため、ギリギリまで奔走。12月20日、朝日新聞社が運営するクラウドファンディングサイト「A-port」にて、ファン有志3名による「SMAP大応援プロジェクト」がスタートした。これは、新聞紙面を大きく使って応援メッセージを伝えるプロジェクトだといい、“支援”方法として1,000円プランと、新聞広告に名前を掲載できる3,000円のプランを設定。2日あまりで目標金額1,000万円を達成し、締め切りまで残り数時間の時点で3,000万円を超えていた。

主催側はサイト上で28日午前2時に「先ほどプロジェクトの募集を終了させていただきました。12000人を超える方々から、目標額を大きく上回る大きな大きなご支援をいただき、ありがとうございました」とお礼を述べ、「広告紙面の掲載日は、朝日新聞の12月30日全国版朝刊で正式決定しました。広告サイズですが、見開き以上は間違いないそうです」と、報告。奇跡を信じるSMAPファンは、大みそか直前まで結束力を見せたのだった。

最終更新:2016/12/31 08:00

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