初回から10%超アップ!

新垣結衣『逃げ恥』20.8%で幕! 「ポスト福山雅治」として、星野源の猛プッシュ始まる?

2016/12/21 15:52
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『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)公式サイトより

 新垣結衣主演のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の最終回が12月20日に放送され、視聴率は20.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、有終の美を飾った。

 同ドラマは、院卒で内定なしの森山みくり(新垣)が、独身を貫いてきた津崎平匡(星野源)と“契約結婚”するというラブコメディー。最終回となった第11話では、2人は雇用関係ではなく、共同経営責任者として家事を分担することに。しかし副業を始めて忙しくなったみくりは、家事をやり忘れた平匡にきつく当たってしまう……という内容だった。

「最終回の展開は大団円で、みくりと平匡が和解してハグしたり、みくりの伯母である百合(石田ゆり子)と風見(大谷亮平)が、年の差を超えて結ばれる様子などが描かれました。『みんな自分の気持ちに素直になって、幸せになれたのが素晴らしい』『すごく気持ちいい終わり方だった!』など、大絶賛の声が続出しています」(芸能ライター)

 とはいえ、もともと“契約結婚”だった2人の関係が、この先どうなっていくのかははっきりとは示されておらず、またリストラされた平匡の就活がどうなるかも描かれなかったため、「続編ありそう」「スペシャルをやる気満々だな」といった声も上がっている。

「初回10.2%とギリギリ2ケタからスタートした『逃げ恥』ですが、最終回の視聴率は、とうとう20%の大台を突破。実に初回から10%以上も数字を伸ばしたことになり、これは、近年のドラマではなかなか見ない現象です。TBSも続編制作に前向きなのでは」(同)

 同ドラマのヒットによって、業界内外から最も注目を集めているのは、星野だという。

「かねてから熱狂的なファンを多く持つ星野ですが、『逃げ恥』でファン層の拡大に成功しました。星野はアミューズ所属(音楽業のみ)で、シンガーソングライターと俳優の二足のわらじを履いており、またラジオ番組では“下ネタ”連発というキャラクターのため、福山雅治と比較されることが多いんです。今年、星野は大ブレーク、一方福山は、月9『ラヴソング』(フジテレビ系)で大爆死しただけに、『明暗がはっきり分かれたね』『時代が変わったということかな、福山が哀れすぎる』『アミューズは今後、福山より星野を推していくんじゃない?』などと指摘するマスコミ関係者は大勢います」(同)

 ストーリー展開だけでなく、出演陣が披露する“恋ダンス”や、さまざまな番組のパロディなどで、視聴者の話題をかっさらった『逃げ恥』。果たして続編は制作されるのか、この先も目が離せない。

最終更新:2016/12/21 15:53
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