[生涯独身、四十路女の姪っ子育て]

アラフォー独身女は「痛い」し常時アウェイ? 一番の悩みは「老後の生活」です

2016/12/28 21:00

こんにちは、ちかこです。一軒家で、妹から引き取った姪(1歳)と同世代の女性の3人暮らしをしています。

(姪を引き取るまでの経緯はこちら)

bousi-tikako
輪針で編んでいる姪の帽子です。ママ友に教えてもらいました。

◎アラフォー独身女は「痛い」し、常時アウェイ
 アラフォー独身女というと、「マイナスの塊」のような被害妄想が私にはあります。「アラフォー」と「独身女」単体ですとなんともないですが、この2つをつなぎ合わせるとネガティブな印象を与えているのではないか? あながち妄想ともいえないのが怖いところです。

 それを証拠にGoogleには予測変換機能があります。試しに、「アラフォー独身女」といれると第一候補が「痛い」です。わたしゃ痛みこらえて生きてんのか! だったらロキソニンちょうだい! と突っ込みたくなります。20代までは赤チンを塗ってケガを治してきました。ああ懐かしの赤チン……昭和の時代に戻りたい。あの頃私は輝いて……はい、特に輝いてなかったです。自分の都合のいいように記憶の改竄をするところでした。申し訳ありません。

 「痛い」と言われようがなんだろうが、そんなこと気にしてもしょうがないわ、と平然としていても、「虚勢を張っているんでしょ」と言われかねない空気を感じます。

 アラフォー独身女は常時アウェイなの? たまにはホームで中東の笛ばりに有利なジャッジを下してちょうだいと思わないこともありません。そういえば、ティッシュをもらう機会が少なくなったかしら? かように世間の目はなかなか厳しいものがあります。でも、それは開き直れば特に問題はないのですが……年を重ねたことによる体の衰え! これはもう馬鹿になりません。

 ほうれい線が1センチ伸びると6歳老けて見えると聞いたら、それはもう大変! 定規を取りだしてミリ単位で正確に測ろうとします。しかし慌てて測ったはいいものの、元の長さがわからない……結局、何センチ伸びたかわからないので意味がありません。私は定規を置いて1ミリも伸びていなかった、むしろ短くなったと結論づけました。

 視線を移し、寝ている姪を見ると、2年も生きていない彼女の肌はもちもちです。人は現世に生まれ落ちて、少しづつ瑞々しさが失われていくのでしょう。ということは、この世を旅立てばまたお肌がすべすべになっていくのかもしれません。40年後、今の私と同じ年齢になった姪も同じ思いを抱えるのだろうか? その時は一言いってあげます。みんなが通ってきた道よと。

 そのほかにも、物の名前が覚えられなくなった、少し作業しただけで横になる時間も多くなった、少ないのは資産だけ……と、まぁ大げさに嘆いてみましたが、加齢による身体機能の低下は人ならば皆通る道なので、青信号みんなで渡って大丈夫よ、の精神です。

『四十路越え! (角川文庫)』
ジッとみつめれど、我がほうれい線なくならず
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