サイ女の朝ドラ通信

『べっぴんさん』やんちゃな息子を「叱らない」良子に賛否両論! “育児問題”も物語の要に

2016/12/06 14:41
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『べっぴんさん』(NHK)公式サイトより

ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(火・金曜日)お届けします!

『べっぴんさん』(NHK総合/月~土、午前8時) 戦後の焼け野原の中、坂東すみれ(芳根京子)が家族のため、そして女性たちのために子ども服づくりに邁進していく物語。神戸に本社を置く子ども服メーカー「ファミリア」の創業者たちの軌跡をモチーフにしている。

■12月3日(土)/54話~12月6日(火)/56話
 54話では、百貨店への出店を断ったすみれに、なぜもっと考えないんだと怒りを伝える夫・紀夫(永山絢斗)。しかし、すみれの気持ちは変わらず、その翌日、百貨店社長・大島(伊武雅刀)がいよいよ直接説得に来る流れとなる。

 55話では、大島に出店を断った理由を尋ねられ、すみれは、製品作りの工程を減らすよう求められたから、売れ残り品が処分されることは受け入れられないからと説明。そこで大島から、試しに10日間だけ大急百貨店で委託販売をしないかと提案され、キアリスを世間に知ってもらうチャンスだと、その話を引き受け入れることに。視聴者からは「大島社長の大物感がすごいな」「百貨店には嫌なイメージしかなかったけど、社長の対応で一気に印象が良くなった」との声が上がり、伊武演じる大島も、『べっぴんさん』人気キャラの仲間入りを果たしたようだ

 56話では、百貨店への出店のために準備を進めて行く中、良子(百田夏菜子)の息子・龍一が、出店用のカードに落書きしてしまう。「きちんと叱らないといけない」という明美(谷村美月)に、「子どもがいない人にはわからない」と言い返す良子。視聴者からは「良子ちゃんは、龍ちゃんをもっときちんと叱った方がいい」「お嬢様だから、叱ったりってことができないんだろうな」「甘やかしすぎ」という声が上がる一方で、「龍ちゃんが、ほかの子と違うことを、良子ちゃんのしつけのせいにするのは違うと思う」「お母さんを責めるのはよくない」と反論の声も。

 母の苦悩が描かれた56話。子育てに追い詰められていく良子は、笑顔を取り戻すことができるのだろうか。

最終更新:2016/12/06 14:41
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