名曲はもう作れないとも……

「社会の圧力に屈して子どもを生んだ」「出産は最悪の決断」アデルが産後うつだったことを告白

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肝っ玉母さんに思われだちだけど、実は繊細ちゃんのアデル

 2011年に発売したセカンドアルバム『21』が、記録的な大ヒットとなった歌手のアデル。その年に受けた米音楽誌「ローリング・ストーン」のインタビューで、「観客が怖いの。オランダ・アムステルダムのショーでは緊張しすぎて非常口から逃げた。吐くこともあるわ。ベルギーのブリュッセルでは、人にゲロをかけてしまったの。我慢しようと必死なんだけど。ツアーは嫌い。不安発作を頻繁に起こしてしまうから」と告白。英音楽誌「Q」でも「フェスには出演しない。不安発作が起きて、ステージに立てなくなるから」と明かし、繊細なメンタルの持ち主であることを公にしている。

 12年10月には、14歳年上の恋人サイモン・コネッキーとの間に第一子にあたる長男アンジェロを出産し、母親になったことでメンタルも強くなったのではないかと見られていた。

 そんなアデルが表紙を飾った人気女性誌「ヴァニティ・フェア」12月号のインタビューで、「息子を出産後、ひどい産後うつになったの。びっくりしたわ」と語った。

 抗うつ薬を服用したかとの質問には「ノーノーノー」と否定し、「このことは誰にも話さなかったの。こんな話をするなんて、気乗りしなくって……彼(サイモン)は、同じように妊娠・出産した人と話してみれば? って勧めてくれたんだけど、“フ○ック! 私はママ友なんか作んないし!”って思ってた」「でもね、妊婦や子連れの人に引き寄せられるようになって。だって、みんな我慢強いんですもの」「子どものいない友達はこんな話、うんざりするだろうし」「でも、子どもがいる友達は批判しないのよ。ある日、そんな友達に打ち明けたの。“もうこんなクソみたいなの、嫌だ”って。そしたら彼女が泣きだして、“私もこんなクソみたいなの、嫌だよ”って。一瞬にして気持ちが楽になったわ。その言葉を聞いたら、スーッとしたの」と、同じ立場の友達と産後うつを共有したことで気持ちが和らいだよう。

 また、「産後うつの症状は、自分の赤ん坊と一緒にいたくないって思ってしまうこと。我が子を傷つけてしまうんじゃないか、ちゃんと母親できていないんじゃないかと不安になってしまう」「でもね、我が子に夢中でもあるの。自分は不十分な存在だって、無力に感じるの。なんてことをしてしまったのだろう、(出産したことは)人生における最悪の決断だって感じたわ。産後うつの症状は、本当にいろいろな形で出てくるのよ」と説明。

 「私は最終的にね、1週間のうちの1日の午後の時間を“自分の好きなように”過ごすことにしたの。赤ん坊抜きで、なんでもいいからやっちゃえって。友達には“えっ、マジで? 罪悪感はないの?”って聞かれた。もちろん感じるけど、やらないよりは、やった方が気分いいし」「私の友達4人も、同じように感じたのよ。みんな、悪い母親だって思われたら嫌だから、話題にしなかっただけで。(産後うつは)そういう問題じゃないのにね。自分自身の時間ができたら、もっとよい母親になれるのに」と、アデル流“産後うつの乗り越え方”を明かした。

 アデルは、子どもを作ったのは社会的圧力をかけられたからだとも告白。「子どもを持たない選択をすることは、勇気のいることだと思う。私の友達や私は、子どもを産めという圧力をかけられているって感じたんだもの。それが大人のすることだからっていうね」と赤裸々に語った。

いきなり赤ん坊が生活に飛び込んだら、普通にパニックになるぜ!

しぃちゃん

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