サイ女の朝ドラ通信

『べっぴんさん』すみれの夫・紀夫エピソードが不評! 視聴者が急速に飽き始めたワケ

2016/11/15 13:20
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『べっぴんさん』(NHK)公式サイトより

ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(火・金曜日)お届けします!

『べっぴんさん』(NHK総合/月~土、午前8時) 戦後の焼け野原の中、坂東すみれ(芳根京子)が家族のため、そして女性たちのために子ども服づくりに邁進していく物語。神戸に本社を置く子ども服メーカー「ファミリア」の創業者たちの軌跡をモチーフにしている。

1112日(土)/36話~1115日(火)/38

 36話では、明美(谷村美月)が、看護婦としての知識を生かしたベビー相談室を開いた効果が上がり、“ベビーショップあさや”に多くの客が訪れるようになった。そんなある日、すみれのもとに戦地から帰らず行方不明となっていた夫・紀夫(永山絢斗)の両親が訪れる。すると、「今度はすみれの旦那問題か」「そろそろ登場人物の旦那の話にも飽きたのだが」「同じ流れの話ばっかりだな」と、視聴者からは脚本に対する苦言が上がった。

 37話で、紀夫の両親に「息子は戦死したかもしれない、どうかもう待たないでくれ」と懇願され、困惑するすみれ。視聴者からは思い悩むすみれに「友達2人の旦那の話聞きながら、自分の夫は生死不明ってつらいな……」「仕事もうまくいきだしたからこそ、いろいろ考えちゃうよね」などと同情の声が飛び交った。

 38話で、すみれたちは、靴職人・麻田(市村正親)から、商店街の空き店舗にベビーショップを移転したらどうかと提案される。見学をするとアイデアが膨らみ、すみれたちはぜひ挑戦してみたいと前向きに動き始める。しかしその一方で、すみれは、君枝(土村芳)、良子(百田夏菜子)の子どもたちが父親と一緒にいる様子を見て胸を痛めていた。そんな時、すみれの義兄・潔(高良健吾)の友人・栄輔(松下優也)が、すみれに縫い糸を渡しにやってくる。すみれの娘・さくらを可愛がる栄輔に「デレデレした栄輔くんが最高に可愛い」「デレ輔くんって感じ。あの笑顔に癒やされる」との声が上がり、女性視聴者を中心に人気を博しているようだ。

 すみれと栄輔が親密になっていく気配があるものの、『べっぴんさん』第1話では、事業に成功した未来のすみれたちの様子が描かれており、紀夫が戦死していないことも視聴者は了承済み。そのため、「栄輔の失恋Xデーは一体いつだ!?」という声もネット上で盛んに飛び交っている。すみれとさくらを思う栄輔の奮闘にも要注目だ。

最終更新:2016/11/15 13:22
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