今井舞の「週刊ヒトコト斬り」

ドナルド・トランプ大統領誕生を目撃したいま、ローテンションな彼に言いたいこと

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

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トラちゃんにも世界にとっても悪夢

◎歴史的瞬間  

 全米が泣いた。世界が叫んだ。トランプ大統領誕生。もう一度確認だ。トランプ大統領誕生。核のボタンもヤツの胸先三寸。いやー。決定した瞬間に、今この原稿書いてるもんでね。確認してもしても。

 テレビ中継でも、みんな呆然としてて、壇上に一緒に並んでた息子なんて眠そうだったが。当のトランプ本人が一番「え? マジ? オレ?」というローテンションだったのが印象的。アンタだよ。アンタがやるんだよ。プロレス気分で言ってたこと、これから全部。

 知り合いの編集はみんな記事差し替えに、株やってる人、為替やってる人もそれぞれ切り抜けにバタバタ大忙し。難民関係のNPOや、海外のあらゆる右派政党、米建設業の株なんかも「国境の壁用に備えて」急に動いてるらしい。『ハウス・オブ・カード 野望の階段』のシーズン6も内容変更か。沖縄の運動家の皆さんはこれ喜んでいいのか、悲しめばいいのか。何もかも五里霧中。とりあえず、車のガソリンだけは満タンにしておこうっと。

◎命名大喜利 

 またまたできちゃった土屋アンナ。もちろんいつもの別父。いよっ、少子化対策担当大臣!

  こうなると、楽しみなのは子どもの名前だ。「すかい」「しんば」と来てるから、次は「はーと」ちゃんかなー、「りずむ」ちゃんかなー、性別まだわかんないしなー。「しいざあ」ちゃん、「てぃあら」ちゃん、「ぺがさす」ちゃんかもなー。「よはね」ちゃんなんてのもあるかなー。せっかくだから、いっそもう「とらんぷ」ちゃんにすれば。誰もなんとも思わないって。記念記念。きっとまっすぐ育つでしょう。土屋アンナの思う方向のまっすぐに。

◎汚部屋だったの? 

 出た。手塚治虫死後の事務所名物「こんな原稿出てきました」がまた。忘れた頃に小出し小出しで食い扶持を稼ぐという手法はこれまでと同じなのだが。今回出してきたの、「エロい落書き」……。草稿でもない、発表するつもりなどさらさらなかったであろう落書き、それもエロいやつ。こんなの世に出されちゃって、先生きっと草葉の陰で泣いてるよ。「それ出さなきゃならないほど困ってるのか」って、別の意味でも泣いてるよ。

 毎回毎回「机の引き出しからこんなのが」ってパターンも、これだけ繰り返されると、お約束として受け入れそうになるが。ドラえもんの出てくる机じゃあるまいし、どんだけ草稿眠ってんだ、一度全部引き出し出して整理しとけって話だ。

 こうなると次は「机を整理してたらまた……」つって、「グロい落書き」が出てくるのかも。最後は田中圭一が描いてたりして。

 これがずっと続くようなら、本当に「鑑定」という話になってくるかも。この辺でやめとこう。もう十分。そろそろ遺産に頼らず生きる道を。

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今井舞(いまい・まい)週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、近著に『気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)がある。

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