阿鼻叫喚!

マイリー、ガガ、ケイティらセレブも「ドナルド・ショック」で、感情むき出しの投稿が相次ぐ

2016/11/11 20:15
ドナルド・トランプ
パニックになるほど嫌われているトランプ

 昨年6月に、ニューヨーク・マンハッタンの5番街にあるトランプタワーで出馬表明した時、大半の米国民から“大統領選のかませ犬”と見られていたドナルド・トランプ。選挙戦では暴言・失言のオンパレードで物議を醸し、メディアからは叩かれてきたが、彼は予想を裏切って支持率をぐいぐい上げ、第45代米大統領選挙に当選した。今回の大統領選についてネット上では、「メディアやセレブのヒラリー・クリントン推しにうんざりした」「ヒラリーに投票しろと意見を押しつけられているようで嫌だった」という声が聞こえてくるが、実に数多くのセレブたちがヒラリーを支持してきた。しかし、結果はヒラリーの敗北。セレブは各々のやり方で、その悲しみを表現している。

■Twitterのプロフィールを真っ黒にしたケイティ・ペリー

 民主党全国大会で歌ったりスピーチをしたり、ハロウィーンではヒラリーに変装したり。投票を呼びかけるコメディ映像では全裸にまでなった歌手ケイティ・ペリーは、ドナルドが勝利すると知り、Twitterに「座ったままじゃダメだよ! 泣いてちゃダメ! 行動するの! 嫌われ者が率いる国になんかしちゃダメだよ!」と、興奮気味な文言を投稿。その後、「革命はこれからなんだから」とツイートし、プロフィール写真を真っ黒に変えるほど、ひどく動揺していた。ケイティは投票直後、敬虔なクリスチャンである両親が共和党に投票したことを明かし、「でも家族の絆は変わらない」とアピール。しかし、これはヒラリーが当選すると信じていたからで、このままでは両親と絶縁するのではないかと心配する声が上がっている。

■レディー・ガガは、すぐさまトランプタワーへ

 歌手のレディー・ガガは、投票当日「みんな投票して!」「ゴー! ヒラリー!」などテンション高めのツイートを大量に投稿していたが、ヒラリーの負けが決まると「アメリカよ、祈りを捧げましょう」とテンションが急降下。その後、インスタグラムに「Love trumps Hate(愛は憎しみに勝つ)」と書かれたプラカードをトランプタワーの前で掲げる写真を投稿。勝つという単語のトランプと、トランプ嫌いという言葉をかけたものだと話題になった。

■トランプに曲を使われることを嫌がるミック・ジャガー

 ドナルドは大統領選の勝利宣言の退場曲にザ・ローリング・ストーンズの「無情の世界」を使用したが、ボーカルのミック・ジャガーは「ちょうどニュースを見たとこだ……就任式で『無情の世界』を歌ってくれってオファーがくるかもな。けっ!」とツイート。ちなみにストーンズは今年5月、ドナルドがインディアナ州共和党候補予備選で勝利演説を行う際に、自分たちの曲「スタート・ミー・アップ」が流されたことを知り、「やめてほしい」と要請。その前にも選挙戦で「無情の世界」「ブラウン・シュガー」を無断で流していたとして嫌悪感を示していた。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
嫌われすぎでしょ
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