[ジャニーズ・メディアの裏側]

TOKIO・松岡昌宏『ミタゾノ』好発進は“嵐のおかげ”!? ジャニーズがほくそ笑む“兄弟関係”

2016/10/31 08:00
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『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)公式サイトより

 TOKIO・松岡昌宏主演の深夜ドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)が21日に放送を開始し、初回平均視聴率8.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した。この好スタートについては、「嵐の貢献が影響しているのではないか」と見る向きがあるようだ。

 同ドラマは、女装した“家政夫”の主人公・三田園薫(松岡)が、派遣先の家庭であらゆる家事をプロ級にこなしながら、その裏に潜む家族の秘密を暴き、人間関係を崩壊させた上で再生に導くというストーリー。


「第1話の視聴率は、午後11時台のドラマとしては上々。前クールの同枠で放送された剛力彩芽主演の『グ・ラ・メ!~総理の料理番~』は初回7.2%、その後4%台に低迷し、全話平均も5.64%でした。そのバトンを受け取った『ミタゾノ』にとって、初回8%越えの数字は、御の字なのではないでしょうか」(芸能ライター)

 『ミタゾノ』の好スタートについては、「男くさいイメージの松岡が女装するというインパクトの大きさが、視聴者の関心を呼んだのでは」(同)という声があるとともに、嵐の後押しもあったようだ。

「嵐は以前から、松岡のことを“松兄”と呼んで兄のように慕っており、特に大野智と相葉雅紀はプライベートでも親交を深めています。今回のドラマには、嵐メンバーも注目しているようで、各所で宣伝を行っているんです。例えば、21日放送の『ミュージックステーション』(同)に出演した嵐は、放送前のミニ番組『ミニステ』で、『ミタゾノ』のポスターを取り囲んで指さしを行っており、『ミタゾノ』というワードがTwitterのトレンド入りを果たしました。また、テレビ誌のインタビューでもたびたび『ミタゾノ』の名前を出し、大野が女装した松岡の写真を入手し、ほかのメンバーに転送したというエピソードも披露。松岡自身も、18日放送の『グッド!モーニング』(同)に番宣出演した際、大野や相葉から写真を送るようせがまれたことを明かしていました」(同)

 こうした応援に応えるように、嵐ファンからは「嵐が騒いでるから、『ミタゾノ』見てみよっかな」「嵐が『ミタゾノ』を好きすぎるのが可愛い。絶対にドラマ見る!」といった声が噴出。視聴者を増やすきっかけになっており、松岡が、嵐人気の恩恵を受けているようにも見えるが……。

「確かに、嵐が本格的にブレークした当初、CDの売り上げ不振など人気に陰りが見えてきたTOKIOが、『嵐人気に乗っかる』ように、バラエティで共演する時期が続いていました。ジャニーズ側としても、それで人気再燃を図ろうとしていたのは明白ですが、むしろ現在、テレビ界で重宝されるのはTOKIOの方。『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)が20%に近い高視聴率を叩き出す一方、『嵐にしやがれ』(同)は“消費税割れ”も珍しくありませんからね」(テレビ局関係者)

 しかし、現在ドラマ視聴率やCD売り上げの面では、嵐が圧倒的な強さを見せているのも事実だ。

「TOKIOと嵐のタッグは、足りない部分を補い合える関係性といっていい。ジャニーズ全体のパワーダウンが叫ばれる中、両グループがSMAPなき来年以降、事務所の柱となっていくとされるだけに、嵐のバックアップによる『ミタゾノ』の好発進は、事務所にとっておいしい展開でしょうね」(同)

 嵐の応援を追い風に、松岡は今後どこまで視聴率を上昇させられるだろうか。

最終更新:2016/10/31 08:00

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