[女性誌速攻レビュー]「婦人公論」10月25日号

「婦人公論」読者の不倫への言い訳にも防止策にもなる、「女がセックスしがたるなんて」という自縛

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「婦人公論」10月25日号(中央公論新社)

 今号の「婦人公論」(中央公論新社)、特集は「モノの見極め、整理、処分」です。衣替えシーズン、年末などに必ずやってくる断捨離特集。号によっては「捨てられない心に潜む病理」とか「本当に捨てたいのはモノではなく夫」など変化球もからめてくるのですが、今号はストレート勝負。「捨てる」「掃除」「整理」などテクニカルな記事が大半を占めています。女性誌レビューとしての読みどころを挙げるとするなら、「読者体験手記 どうしても捨てられない理由」でしょうか。夫の鬱病を理由に離婚した女性が、2度目の結婚式で赤いウエディングドレスを着たという話。「再婚後に選んだドレスの赤は、実は心にあいた傷口から流し続けてきた血の色」と、最初の結婚式での白いウエディングドレス姿の写真を見ては「泣き出しそうになる」女性。きっと断捨離とは、こういう念の強さとの戦いなのでしょうね。

<トピックス>
◎特集 モノの見極め、整理、処分
◎「婦人公論」恋愛白書
◎読者体験手記 心も体も溺れた秘密の情事

■婚外恋愛には理由が必要

 まずは、待ってましたの巻末特集「女と男の関係を見つめて100年 『婦人公論』恋愛白書」を見てみましょう。リードには「『婦人公論』ではこれまで、夫婦の問題だけでなく、道ならぬ恋や、誰にも相談できない性の悩みを抱える女性たちに寄り添い、ともに考えてきました」とあります。読者赤裸々アンケートや、林真理子×柴門ふみの「恋愛スキャンダル」対談、医師による更年期以降のセックス相談室などてんこ盛りの内容で、現代女性の性を考えるという内容のよう。

 読者アンケートのテーマは「私を女にしたあの恋」。これは「恋愛と結婚について」「婚外恋愛について」「セックスについて」の3項目に分かれています。意外なのは「夫」との関係。「現在、夫(パートナー)への愛情はありますか?」という質問には64%が「はい」と回答。「夫との関係は良好ですか?」にも「はい」が49%。アレ? 「婦人公論」って夫大嫌い系雑誌じゃなかったでしたっけ? しかし「過去に一度でも婚外恋愛をしたことがありますか?」には57%の人が「はい」と、なんと過半数以上が不倫経験あり。「機会があれば婚外恋愛をしてみたいですか?」には45%の人が「はい」と答えているところを見ると、夫とはつかず離れずやっている状態でも、いざ婚外恋愛へと踏み出すには「夫への不満」という言い訳が重要になってくるのでしょう。

ぬくもりだけほしいって、人間の根源的な欲求だと思うけどなー

しぃちゃん

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