今井舞の「週刊ヒトコト斬り」

活動休止発表後も、なお話題を集めるゲス乙女。にまつわる新たな気付き

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

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『両成敗』/ワーナーミュージック・ジャパン

◎新たな発見
 ネット対ゲスの戦いは、不倫発覚の第1ラウンド、自分だけ飄々と活動の第2ラウンドを経て、未成年飲酒交際の第3ラウンドに入り、初の「非を認めて謝る」というネット優勢勝ちに。しかしビデオ判定でよく見てみれば、「単なるアーティストのツアー明けの休み」ということが判明し、次のゴングへ。

 よく続くなぁ。よく続くだけのネタ出せるなぁ。なーんにも考えてないんだろうな、普通の常識人が考えるようなことを。そういうところがアーティストだと思ってんだろうなぁ。常識をわきまえたくないって点を中心に、脳内アーティスト度数が高まってんだろうなぁ。でも、なれただけでもよかったって話だ。ちゃんと税金納めてるんだもんね。これでアーティストじゃなかったら、本当に、単なる下衆。

 12月のツアー終わりで謹慎して休みますって言ってるんだから。もうこのテに何言ってもさ。ゲスの面に小便、ゲスに釘、豆腐にゲスがい。何かゲスって使うと楽しいな。ひょっとして、それがいつまでも取り上げられる原因なのか。あー、ゲス休み!

◎ガセの極み
「ガセ川さん、ガセ川さん」と、事件後も『バラ色ダンディ』(TOKYO MX)で楽しくからかわれていたのが、ガセをこじらせ、MXテレビからも消滅。レギュラー仕事のほとんどがなくなってしまった長谷川豊。自業自得を認めつつも、「ネットいじめなんてしてるヒマあったら、もっと有益なことに時間を使おう」とブログで呼びかけ。

うーん。でもねぇ。元々「ネットいじめ」的なことを得意とする層を主な顧客として、アオりにアオって商売回してたわけだから。風俗行って、指名したコに「こんなところで働いちゃダメだ」って説教してるのと似ている。「お前が言うか」の構造が。

ガセを言う場すら与えられなくなって、「さ、終わった終わった、次次」って誰もいなくなった後も、人生は続く。そして、人生はそうなってからの方が、結構長い。……佐村河内センパイ、お久しぶりっス!

◎知らない世界
「テンガ、新しくなりました」ってテレビから声が。びっくりして見ると、渡哲也と吉永小百合が映ってて二度びっくり。「テンガ」じゃなくて、「天」っていうお酒のCMだった。びっくりすんな。

これ作ってる人も出てる人も、テンガなんてシロモノが、この世に存在することすら知らないんだろうな。そう考えたらなんだかしみじみ。あとこの2人、合わせて一体いくつなんだろ。いろいろとしみじみさせられるCMであった。ちなみに答えは145歳。しみ……っ。

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今井舞(いまい・まい)週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、近著に『気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)がある。

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