[ジャニーズツッコミ道場]

「ニヤニヤ」で誰よりも輝いた、「上田ジャニーズ陸上部」諸星翔希という存在

2016/09/05 17:00
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『SHOCK』では屋良っちのニヤつきに負けを喫した諸星

 今回ツッコませていただくのは、9月3日放送分『炎の体育会TV2時間SP』(TBS系)から「上田ジャニーズ陸上部 真夏の強化合宿」。

 ジャニーズ陸上部の「監督」を務めるKAT‐TUN・上田竜也を筆頭に、ジャニーズJr.の菅田琳寧や長妻怜央、鈴木舜映ら部員8名が、砂浜特訓や落差20mの滝修行、全216段の石段ダッシュなど、地獄のトレーニングに挑戦するというもの。

 冒頭から海に向かって熱い思いを叫んだり、過酷な連続ダッシュで吐いたり倒れたりする者が出たりと、時代錯誤にも見えかねない「根性論」ぶりに反感を持たれないかと、途中までは少々不安だった。

 だが、終わってみると、ネット上には「感動した」「号泣した」「ジャニーズに興味ないけど、上田はカッコいい」「上田くん好きになった」などの好意的な声が圧倒的多数。その理由の1つには、「鬼監督」の上田自身が、年齢が半分くらいのJr.たちの誰より休まず、誰より声を出し、砂浜のダッシュも誰より速く、滝行も誰より長くやってのけていたことがある。

 また、「周りをよく見ろ」と何度もチームプレイの大切さを説きながら、現在充電期間中のKAT‐TUNとファンに対する自身の熱い思いを、真っすぐピュアに語っていること。地獄の練習の果てに、Jr.たちみんなが達成感でイイ顔をしていること。ついでに、30代の上田のビジュアルが一番ジャニーズっぽくツヤツヤだったことや、本来は全然「鬼」キャラじゃない上田が頑張って後輩たちを率いていることも、ファン的には胸が熱くなるポイントだったろう。

 絶対的エースの菅田がいて、ライバル関係の長妻がいて、負けず嫌いで誰より必死に努力を重ねる鈴木がいるという構図も、まるでスポ根マンガのよう。おまけに、フワフワ天然キャラに見えた菅田が、いつからか精悍な美しいゴリラ化しているし、長身小顔でシュッとした薄顔の長妻、まつ毛が長く色白の鈴木と、ビジュアル的バランスも良い。

 そして、この日、誰より輝いていたのは、「ニヤニヤリーダー」の諸星翔希だった。

 なにせ諸星といえば、6月に放送された同番組の「陸上部オーディション」で、上田に「ニヤニヤしてんじゃねえ!」「ニヤニヤすんなって!」と激怒された人物だ。そこには、「芸人さんやタレントさんが、必死に練習して勝ち取っている“陸上部枠”だから(ニヤニヤするな)」という上田の熱い思いがあったゆえだが、以来、諸星は街を歩いていても「ニヤニヤしてんなよ」と声をかけられると言う。

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なぜか諸星から目が離せないサイ女である
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