「お前が言うな」と米ネット民は総ツッコミ

「セックスシンボル」パメラ・アンダーソンが、「ポルノは負け組のモノ」とのエッセイを発表し炎上!

2016/09/05 19:55

 パメラは、「ポルノ依存症が、そばにいる人間をどれだけ苦しめ、打ちのめすのか。そんなことない、信じられないと思う人がいるのなら、ぜひ、アンソニーとフーマの結婚生活の破局を見てもらいたい……元下院議員のウィーナーは、他人と言っても過言でない女性に、4歳の息子が写り込んでいるものを含めた複数枚のわいせつな自撮り写真を送りつけていた」とし、アンソニーはポルノ依存症から、このようなことを平気で繰り返し行い、妻子を傷つける結果を招いたという持論を展開。なお、アンソニーは11年に議員辞職した後、リハビリ施設で治療を受けているが、彼がポルノ/セックス依存症であるのかどうかは確定していない。

 パメラは、続けて、「(ポルノ依存は)今までに例のない“深刻な公害”と化している。最近のポルノは、制限なく大量にそこら中にあり、たやすく、匿名でアクセスできる。また簡単にバラまくこともできる」「一体、どれだけ多くの家族が苦しむことになるのだろうか? どれだけ多くの結婚が崩壊するのだろうか? どれだけ多くの才能ある男たちが、短時間のスリルを伴う自慰行為により、最も大切な人たちとの関係をぶち壊するのだろうか?」とヒートアップ。ポルノは、「男性の魂や感情、夫としての能力や、その先にある父親としての機能を腐食する作用がある」恐ろしいものだと警鐘を鳴らした。

 また、今日のデジタル社会で育つ子どもたちに対しても、「セックス慣れした大人になってしまい、興奮するための刺激を求め、もっともっと過激な描写を求めるようになるだろう」「ポルノのクラックベイビーになってしまう」とも警告。クラックベイビーとは、コカイン依存症の女性から生まれた子を指し、健康状態を不安視する向きが強い。パメラの言う「ポルノのクラックベイビー」とは、ネットにポルノの蔓延する社会に育ち、ポルノ依存になることを運命づけられた子どもたち、ということなのだろう。

 パメラは続けて、子どもたちをポルノ依存にさせないための防止策を提案。「私たちはもちろんのこと、子どもたちにも“ポルノは負け組のためのもの”だと理解させなければならない」「時間をかけて関係を築き上げ、報酬として得られる健康的なセクシュアリティを楽しむことができない怠け者の負け組の奴らが、つまらなくて、無駄で、一方通行な映像であるポルノを見て喜ぶのだと、そう子どもたちに教えるべき」と主張。そして、「官能的な革命」を起こすことで、セックスそのものではなく、エロチシズムを重視する社会にシフトしよう、新時代を迎える時が来たのだと呼びかけている。

 これに対して、ネット上では「セックスを売りにして、のし上がってきたくせに」「ヌードとポルノは違うと言いたいのだろうけど、一般人からしたら一緒」「49歳になり、もう美しさ、ヌードやセックスアピールじゃ売れないと気づき、路線変更か」「セクシュアルで売れなさそうになってきたから、今度はスピリチュアルか」と叩かれている。

 パメラの長男も次男もインスタグラムを見る限り、イケメンの超リア充で「負け組」とは無縁の存在。ポルノ依存にはなりそうにもないが、ネット上では「あと数年したら、息子たちと美女セレブとのセックステープが流出するんじゃないか」という意地悪な声も聞こえている。パメラが世間の勝ち組たちに呼びかける「官能的な革命」は、果たして起きるのだろうか。

最終更新:2016/09/05 19:55
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勝ち組の性癖だってエグイじゃん
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