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ヒロムの神通力が利かないなんて……

 SMAP解散は国内に衝撃を走らせたが、分裂騒動から解散までの流れについて、テレビ局関係者からは「芸能界の勢力図が刷新されかねない大事態」という声が聞こえてきた。ジャニーズ事務所のトップ・ジャニー喜多川社長の「命をかけても(SMAPを守る)」発言が、たった3カ月で反故にされてしまったことで、“ジャニーズ帝国”は近く凋落するという見立てだが……。

 1月に勃発した分裂騒動を受けて、ジャニー社長はスポーツ紙の取材に対し「僕は命をかけても(SMAPを守る)。SMAPは我が子と同じですから」と断言。その時点から、解散を阻止すべく各メンバーと個別面談を行い、また25周年コンサートの開催も希望し続けていたという。

「しかしジャニーさんの奔走も虚しく、結果的にSMAPは年内解散という最悪の事態に。以前のジャニーズは、方法はどうあれ、危険分子になり得るスタッフやメンバーなどは即座に切り捨てるほど容赦ない事務所でしたが、今回はそれさえできない。ジャニーさんがSMAPを説得できなかったのは、事務所のパワーが弱まっている証拠ではないでしょうか」(大手キー局プロデューサー)

 ジャニーズは芸能界でも独特のポジションに位置している。芸能プロダクションの業界団体・日本音楽事業者協会(音事協)に所属していないが、ほかの大手プロとうまく関係を築きながら、ほぼ半世紀に渡って業界の中心に居座ってきた。

「やはり人気タレントを多数擁していること、また、誰とでも対等に話ができるジャニーさんの人望があってこそ、ジャニーズは、ほかのプロダクションやマスコミに絶大な影響力と発言力を持つようになったのです。しかしSMAP解散騒動で、事務所の弱体化が広く知られてしまった。近い将来、その影響が一般の人々の目に見える形で現れてくるはずです」(同)

その1つとして挙げられるのが、「ジャニーズを中心としたテレビ番組の消滅」だ。

「これまで、主演やメインMC、かつ共演者もジャニーズサイドの意向に沿った番組が数多く作られていました。しかし、今後テレビ局側がそれを放棄し始めるかもしれません。例えば、藤島ジュリー景子副社長がトップになったタイミングで、テレビ局がジャニーズではなく、別の大手プロに従うようになるなど……。そうすると、テレビからジャニーズが徐々に減っていくことも考えられます。芸能界の勢力図自体が、ゆるやかに変わっていくでしょうね」(同)

 SMAPの歴史が終了する今年12月31日は、ジャニーズ事務所にとってのXデーなのかもしれない。

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